レバノン情報戦メモ

     これもあまりメディアには出てこないので。。。レバノン情勢も情報戦の様相を呈してきております。

     これを見つけたのが、また例によってブロガーだそうで。

     もちろん、イスラエル側もいろいろやっとるようです。

     なんだか、ややこしい世の中になったものです。

     まあ、さすがに、「イスラエルのレバノン侵攻はなかった派」みたいなのは出てこないとは思いますが。。。(^^)

    おまけ: カナの爆撃について、CNN のキャスターがイスラエルのスポークスマンにつっこみを入れているの図。

                       

    おまけ: ジョン・スチュワート、イスラエルの戦略を絶賛の巻。あはは。やってくれるじゃないですか (^^)。

                       

     このネタいいなあ~。このジョン・スチュワートっていうのは、ちょっと太田光さんとかと似てるかも。時事ネタで一応風刺になってるんだけど、誇張が極端なので、風刺を通り越してナンセンスの域にまで達しているという。いしいひさいちさんとかとも共通するものを感じる。

    もひとつおまけ: これはナスララ師=モーフィアスという、マトリックスねたですな (^^)。

                       

     これは GIZMOZ.com というサイトで作ったらしいですね。このサイトを使うと、勝手なキャラクターにしゃべらせることができるんだけど、選べるキャラにブッシュ、ブレア、ビンラディン、ナスララ、アフマディネジャド、アラファトその他アブないキャラが勢ぞろい (^^)。

     あと、マトリックスには、ザイオン (シオニズムのシオンに相当) とかネブカドネザル (バビロン捕囚の人ね) とか出てくるので、どっちかというとイスラエルだよね~(^^)。

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イスラエルが使っているのは、役立たずの「ラムズフェルド・モデル」だ!

 これは、USA TODAY という、アメリカでも最大の発行部数を誇る新聞の、投書欄ですね。その次に正反対の意見の投書が紹介されているのでアレですが、アメリカも、こういう投書が投書欄の表題になるくらいの状況にはあるということで。。。(^^)

Israel using ineffective Rumsfeldmodel

USA Today
07 Aug 2006

Just when Israel was gaining some credibility from the world for its commitment to peace by withdrawing from southern Lebanon and some of the occupied territories, it overreacts to the kidnapping of two soldiers. Israel is following the Donald Rumsfeld book on nationbuilding and destroying the very government and infrastructure that is needed to defeat the terrorists (“Israel vows no cease-fire soon,” News). Lebanon was well on its way to becoming the kind of secular, democratic neighbor Israel needs on its northern border. It was not given the time to become strong enough to hold offHezbollah. When Israel withdrew from Lebanon in 2000, it should have asked for an international force to protect it from kidnappings and rocket attacks. In fact, the 133,000 U.S. troops now stationed in Iraq would have been better used on Israel’s northern border. I grow weary of comparisons between this fight and the one we had with the fascists inWorldWar II. As sick as Hitler was, he had a standing army and clear borders that we could beat him back into; his country had people who, when it was all said and done, wanted to make peace with their neighbors, rebuild their country and get on with their lives. Not so with the religious zealots we are dealing with now. When will we, and the Israelis, realize that conventional warfare will not work? Now, of course, it is too late. Israel’s destruction of Lebanon’s infrastructure and the killing of its civilians has made Hezbollah more popular than ever. The Israeli government should have met Donald Rumsfeld in Baghdadmonths ago. If it had, it would have seen firsthand the consequences ofmiscalculation.

イスラエルは、南レバノンや一部の占領地から徹底することによって、その平和に対する姿勢を世界から信頼されかけた矢先に、兵士 2 人のを誘拐に過剰反応してしまった。イスラエルは、ドナルド・ラムズフェルドの国家建設マニュアルにしたがって、テロリストを倒すのに必要なはずの政府やインフラストラクチャそのものを破壊している。

レバノンは、イスラエルが北部国境に必要としているような、非宗教的な民主主義の隣国に、まさになろうとしていたところだった。にもかかわらず、レバノンは、ヒズボラを撃退するだけの力を蓄える時間を与えられなかった。イスラエルは、2000 年にレバノンから撤退したときに、国際部隊に対し、誘拐やロケット攻撃からの保護を要請しておくべきだったのだ。実際、現在イラクに配備されている 13 万 3 千人の米兵だって、イスラエルの北部国境にいた方がよっぽど役にたっただろう。

この戦争と、第ニ次世界大戦におけるファシストとの戦いとを比べるような話にはもううんざりだ。

ヒトラーは確かにビョーキだったが、正規軍をもち、追い返す先の国もあった。ドイツの国民だって、なんだかんだ言って最終的には、隣国と和平し、国家を再建し、平和な日常をおくることを望んでいた。

けれども、我々が今相手をしている狂信者たちは、そうではない。アメリカ人もイスラエル人も、いったいいつになったら、従来の戦争のやり方ではダメだということに気づくのだろうか?

もちろん、今頃気づいてももう遅いのだが。

イスラエルによるレバノンのインフラストラクチャの破壊や一般市民の殺戮は、ヒズボラをさらに人気者にしてしまった。どうせなら、イスラエルの政府関係者は、数ヶ月前のバグダッドでドナルド・ラムズフェルドに会っておけばよかったのだ。

そうすれば、計算違いの結果というものを、その目で見ることができていたであろうに。

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レバノンとイスラエルの TV が見られるぞ

 CNN Pipeline というのは、チャンネルが 4 つあるのですが、現在、そのうちの 2 チャンネルを使って、レバノン国内のテレビ局の放送と、イスラエル国内のテレビ局の放送を、そのまま流しているようです。

 非常に面白い試みだとは思いますが、残念ながら、どちらも言葉がさっぱりわからない (^^)。どうせなら、英語の同時通訳をつけてくんないかな~。

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アラブとイスラエル

アラブとイスラエル―パレスチナ問題の構図  時節柄、中東紛争についておさらいしようと思って、放送大学でもおなじみの高橋和夫さんの「アラブとイスラエル」を読んでみました。 とりたてて奇をてらったことを書いてあるわけではないのですが、事実の取捨選択や配置がなかなか巧みであたまに入りやすかったです。

 この本は、著者自身が書いているように、いろんな出来事の国際政治的な位置づけに力を入れているみたいで、たとえば、トルーマンがイスラエルを承認したのはユダヤ人の多いニューヨーク州選挙の直前だったからだとか、アイゼンハワーがスエズ動乱で反イスラエル側になったのは、ちょうどハンガリー事件があったからだとか、パパブッシュがイスラエルへの債務保証を保留して和平会議に参加させられたのは、湾岸戦争で勝ったからだとか、そういう政治的な影響関係がわかりやすく解説してあります。

 ただ、イスラエル建国の過程の説明は、ちょっとあっさりし過ぎていると思う人もいるかもしれませんね。イギリスの三枚舌外交とか言われた「サイクス・ピコ協定」とか「マクドナルド白書」とかの話も出てきませんし、第一次中東戦争の説明も 5 ページぐらいで終わってしまうので、知らない人には、わりと簡単に国ができたしまったような印象を与えるかもしれませんね。

 また、これは出版されたのが 1992 年なので仕方ないのですが、中東和平会議が開かれる直前で話が終わっているので、その後のオスロ合意、ラビン暗殺、シャロン政権誕生、みたいな過程はいっさい書かれていません。

 したがって、読み終わった後で、また別の本を読みたくなる人も多いと思いますが、この問題について興味のある人が、初めて読む本としては、わりとお勧めできるのではないかと思います。

 まあしかし、こうやって改めて読んでみると、アメリカやイスラエルの行動にももちろん一貫性はないけど、アラブ側のプレーヤーも機会主義者ばっかりという感じですよね。ヨルダンの「黒い 9 月」では PLO を支援したのに、レバノン内戦では PLO に敵対するキリスト教徒側を支援したシリアのアサド大統領とか、PLO を支援するイランに戦争をふっかけて身動き取れないようにしたくせに、湾岸戦争ではアラブの大義を訴えたイラクのフセイン大統領とか、シリアと共同戦線を持ちかけたのに、自分だけ裏切ってイスラエルと和平してしまったエジプトのサダト大統領とか。。。

 つまり、「ワード・ポリティックス」のできるプレーヤーがいないと、結局「パワー・ポリティックス」で力の強いヤツが勝つだけ、みたいな感じもするのですよね。トルコのケマル・アタテュルクみたいなヤツがいれば、少しは事態は違っていたかも。アラブ人は誇り高いっていうけど、どうしてこうなってしまうのか。。。もっと頑張れ、やればできる子やから、という気もしてしまうのです (^^)。

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イスラエル国会中継中

 さっき、CNN Pipeline で、イスラエルの国会 (クネセット) の中継映像を流してました。かなり激論になってました。当たり前のことですが、イスラエルも単色ではないのですね。

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プードル

 BBC World で、レバノン問題について、関係各国のジャーナリストを集めてディベートをしてました。出演者は、アラブ圏の「湾岸ニュース」の人、フランスの「ル・モンド」の人、イスラエルの人、イギリスの評論家、そして、BBC の司会者。議論のレベルとしては、「TV タックル」レベルかな (^^)。でも、それぞれの国の立場の違いがくっきり出てて、その点では面白かったです。

 なんか、「プードル」という言葉が飛びかってましたね。この「プードル」というのは、最近の日本で流行ってる言葉で言えば、まさに「ポチ」ですね (^^)。ここで言っている「ポチ」は、もちろん、極東の島国の首相ではなくて、かわいそうな地球の反対側の島国の首相のこと (^^)。 

イスラエル空爆で避難民が死傷 レバノン南部

レバノン・ティール(CNN) レバノン南部カナ市内で30日午前、民間人の避難所として使われていた4階建ての建物にイスラエル軍のミサイルが着弾した。ロイター通信は、死者が少なくとも40人に上り、うち23人が子どもだったと伝えた。レバノン国内では、子ども27人を含む50人が死亡との報道もある。

 ライス! お前わざと時間かせいでたんじゃないのか? そうやってるうちに、何人一般市民の犠牲者がでると思ってるんだ? とっととなんとかしたれよ~。

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中東で戦火が絶えないのに不思議はない

 これは、アメリカの親イスラエル派の論説で、先に紹介したアラブ圏の新聞の対極にあるような主張ですね。

 かなり一方的なので、あんまりマジメに読まないほうがいいかもしれないです。ある程度、中東紛争の歴史とかアメリカの政治状況を知ってる人だけ読んでね (^^)。


Nomystery why war is a constant in the Middle East T
DENNIS PRAGER
The Washington Times Weekly
24 Jul 2006


As a lifelong liberal critic of Israeli policies, the New York Times foreign affairs columnist Thomas Friedman wrote just two weeks ago: “The Palestinians could have a state on the West Bank, Gaza and East Jerusalem tomorrow, if they and the Arab League clearly recognized Israel, normalized relations and renounced violence. Anyone who says otherwise doesn’t know Israel today.”

Give Israel peace, and Israel will give you land.

Which is exactly what Israel agreed to do in the last year of the Clinton administration. It offered PLO Chairman Yasser Arafat about 97 percent of the West Bank and three percent of Israel’s land in exchange for peace. Instead, Israel got its men, women and children routinely blown up and maimed by Palestinian terrorists after the Palestinians rejected the Israeli offer at Camp David. Even President Clinton, desirous of being the honest broker and yearning to be history’s Middle East peacemaker, blamed the ensuing violence entirely on the Palestinians.

Israel’s Camp David offer of a Palestinian state for Palestinian peace was rejected because most Palestinians and their Arab and Muslim supporters don’t want a second state. They want Israel destroyed. They admit it. Only those who wish Israel’s demise and the willfully naive do not.

If you don’t believe this, ask almost anyone living in the Middle East why there is a Middle East War, preferably in Arabic. If you ask in English, they will assume you are either an academic, a Western news reporter, a diplomat or a “peace activist.” And then, they will assume you are gullible and will tell you that it’s because of “Israeli occupation” or “the Zionist lobby.”

But they know it isn’t. And it never was.

ちょうど 2 週前、ニューヨーク・タイムズの外交問題コラムニストであるトマス・フリードマンは、終生リベラルを貫ぬくイスラエル政策評論家として、次のように書いている。

「パレスチナ人とアラブ連盟が、イスラエルの存在をはっきりと認め、関係を正常化して、暴力と縁を切っていれば、明日にでも、ヨルダン川西岸、ガザ、および、東エルサレムにパレスチナ人の国家を持つことができていたであろう。そうでないという人は、現在のイスラエルを知らない人である。」

イスラエルに平和を与えよ。そうすれば、イスラエルは土地を与えてくれる。

これはまさに、イスラエルがクリントン政権の最後の年に合意したことである。この合意 (訳注:オスロ合意のこと) では、PLO 議長ヤセル・アラファトに対し、平和と引きかえに、ヨルダン川西岸の約 97%、イスラエル本土の 3% を提供した。パレスチナ人がキャンプ・デービッドでイスラエルの提案を拒絶したあと、その見返りとしてイスラエル人が得たものは、イスラエルの男性、女性、子供たちを、パレスチナのテロリストによって爆破され不具にされることだった。公正な仲裁者でありたいと願い、中東紛争の調停者として歴史に名を残したいと切望していたクリントン大統領でさえ、その後の暴力については完全にパレスチナ人の責任であると非難していた。

パレスチナ国家の設立という、キャンプ・デービッドでのイスラエルによるパレスチナ和平の提案が拒絶されたのは、パレスチナ人、および、彼らを支持するアラブ人やイスラム教徒のほとんどは、別の国が欲しいわけではないからだ。彼らは、イスラエルを破壊したいのである。そのことは、彼ら自身ですら認めている。それを認めないのは、イスラエルの終焉を望んでいる者と、わざと純真なフリをしている者だけである。

信じない人は、中東に住んでいる人なら誰でもいいから、なぜ中東に戦火が絶えないのか、できればアラビア語で訊ねてみるといい。英語で訊ると、彼らはあなたが学者か西側の新聞記者か外交官か「平和運動家」であり、簡単に騙せると思って、「イスラエルの占領」や「ユダヤ・ロビー」のせいだと答えるだろうから。

しかし、彼らは知っているのだ。本当はそうではないことも、今までずっとそうではなかったことも。

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アメリカとイスラエルの戦争目的は?

 一応アラブ圏の新聞だとこんな感じになるというところを。論調がかなり過激なのがわかると思います。過激でないという人もいるかも知れんが (^^)。

Gulf News
24 Jul 2006

Bush and Blair are due to meet at the White House on July 28 to take stock of the situation. In the meantime, as Israel continues its methodical destruction of Lebanon, US Secretary of State Condoleezza Rice is planning to visit the region to peddle a "diplomatic plan" which seeks to advance Israel's interests while ignoring those of the Arabs. In daring to come to the war-torn region, Rice runs a considerable risk. Revolted by American policy, many Arabs would like to tear her limb from limb. She also faces the near certainty of political failure. Never since the Second World War has the US aligned itself so totally on Israel, never has its estrangement from Arab and Muslim opinion been greater, and never has its inability, or unwillingness, to tackle the real problems of the region been more flagrant.

この事態について話し合うために、ブッシュとブレアは、7 月 28 日にホワイトハウスで会談をj行うことになっている。イスラエルがレバノンを粛々と破壊し続けるその間に、アメリカの国務長官コンドリーザ・ライスは、イスラエルのさらなる利益を追求し、アラブの利益を無視するような「外交方針」を押し付けるために、レバノンにやって来ることを計画している。戦争で破壊された地域にぬけぬけとやって来るライスの旅は、大きな冒険になるだろう。なぜなら、アメリカの政策に反感を抱くアラブ人の多くは、ライスを八つ裂きにしてやりたいと考えているからだ。また、ライスが近い将来政治的な失策に直面することも確実だ。アメリカが、ここまでイスラエルベッタリになったのも、アラブ人やイスラム教徒の意見を無視するようになったのも、この地域の真の問題を解決するのに必要な能力や意思の欠如が目に余るようになったのも、第二次世界大戦以来初めてのことなのだから。

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イスラエルがヒズボラを倒すために必要なのは、ヨガの空中浮揚能力者だ!

 ヒズボラで検索していたら、こんなものを見つけてしまった。前に、デビット・リンチがらみで紹介した、超越瞑想 (TM) の団体が、イスラエルを守るために、「ヨガの空中浮揚能力者」を集結したんだと!

Forget the F-16s, Israel needs more Yogic Flyers to beat Hizbullah
. By AMIR MIZROCH
Jerusalem Post
23 Jul 2006

There are Katyusha rockets falling in villages and towns all around them, but for the “squadron” of 30 Israeli Yogic Flyers assembled at a hotel on Lake Kinneret all is quiet. That’s because they have managed to create a shield of invincibility around their gathering place. Now they are calling for another 235 Flyers to come and join them to create a shield that would, they say, cover all of Israel. In an interview from the Nof Ginnosar Hotel near Tiberias on Saturday, the Prime Minister of the Peace Government of Israel and Yogic Flyer Alex Kutai called on the elected Israeli government to recruit a group of 265 Yogic Flyers who, through an advanced technique of Transcendental Meditation (TM), he asserted, would create a shield of invincibility around Israel and bring about an immediate cessation of violence with the Hizbullah. Prime Minister Kutai, who is also the Chairman of the International Transcendental Meditation Society in Israel, said his elected counterpart Ehud Olmert had to urgently find a group of 265 people trained in the TM technique and maintain them in one location where they can generate an invincibility shield around Israel against all forms of war and violence, including road accidents, and keep the shield up permanently.
周囲の町や村の至る所にカチューシャ・ロケットが降り注いでいるというのに、キナレット湖畔のホテルに集結した、30 人のイスラエル人「ヨガの空中浮揚能力者」の「部隊」は、なんら動じることはなかった。なぜなら、彼らは、自分たちの集まった場所の周囲に、無敵のバリアを張っていたからだ。現在彼らは、イスラエル全体をカバーできるようなバリアを張るために、さらに 235 名の空中浮揚能力者を呼び寄せているところだという。土曜日にティベリアス付近にあるノフ・ギノサール・ホテルで行われたインタビューによれば、「イスラエル平和政府」の首相であり、ヨガの空中浮揚能力者であるアレックス・クタイ氏は、高度な超越瞑想 (TM) 法によって、イスラエルの周囲に無敵のバリアを張って、ヒズボラによる暴力をただちに止めさせるために、選挙で選ばれた (つまり正規の) イスラエル政府に対し、265 人のヨガの空中浮揚能力者のグループを集めるように依頼したそうである。イスラエル国際超越瞑想学会の会長でもあるクタイ首相は、選挙で選ばれた政府において同じ役職を務めるエフド・オルメルト氏に対し、イスラエルの周囲に、交通事故を含むあらゆる種類の戦争や暴力を防ぐバリアを張って、それを恒久的に維持するには、TM のテクニックを習得した者 265 人を至急探し出して、一箇所に集めなければならないと語った。

 ためいき (チャーリー・ブラウン風に)。

 まあ、何も言いますまい。これも言わば心の問題だからね。

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道徳的優位の喪失

 こちらは、オーストラリアの新聞。


Losing the moral high ground

Daily Telegraph (Sydney)
24 Jul 2006

Like many others, I too believe that Israel’s response in Lebanon has been disproportionate to the provocation. Why could Israel not have first sought a joint operation with Lebanon against Hezbollah, with possible American support?  This would have required a lot of courage on the part of the Lebanese Government but surely it would not be in a worse state than the one it now finds itself in. If this sort of proposal had been refused in the face of continued Hezbollah missile attacks, it would have at least strengthened Israel’s moral stand throughout the world. Instead, it appears as a bully able to treat a weaker neighbour with contempt, caring little about the age, sex or nationality of its victims. The Israelis need to understand that in many parts of the world, they are no longer being seen as victims but rather as aggressors. Someone recently commented to me that it took the Arabs 200 years to force the last of the Crusaders out of Palestine and if it takes 200 years to beat and eradicate Israel as a nation state, so be it. How do we Westerners cope with statements like that in the face of two implacable enemies who are fighting to the death?  
私も、多くの人と同じく、イスラエルのレバノンでの対応は、彼らが受けた挑発に比べてやり過ぎだったと考えている。

なぜ、イスラエルはヒズボラに対する際に、できうればアメリカの支援の下、レバノンと共同作戦を行うというような提案ができなかったのだろうか。レバノン政府がそのような作戦に参加するには、多大な勇気を必要としただろうが、今レバノン政府が陥っている状態より悪い状態になることはなかっただろう。また、もしヒズボラのミサイル攻撃が続いているにもかかわらず、この種の提案が拒否されたとすれば、少なくとも、国際社会におけるイスラエルの道徳的な立場は、今より強くなっていただろう。

対照的に、今のイスラエルは、か弱き隣人を侮蔑をこめて扱ういじめっ子であり、犠牲者の年齢・性別・国籍すら意に介していないように見える。イスラエル人は、彼らが世界の大部分から、犠牲者ではなく侵略者として見られているということを知る必要がある。

最近私にこう言った人がいる。アラブ人がパレスチナから最後の十字軍を追い出すまでに 200 年かかったのだから、民族国家としてのイスラエルを根絶するまでに 200 年かかるなら、それもよいだろう、と。

このような発言を、死ぬまで闘い続ける容赦のない敵同士を前にして聞いたとき、われわれ西洋人は、いったいどう対処すればよいのだろうか。

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なぜ、ヒズボラの悪事は戦争を正当化しないか

 レバノン問題に関するイギリスの新聞の社説 (個人名だから社説は変か。なんていうの?) を部分的に訳してみました。ご参考まで。 この William Rees-Mogg という人は、イギリスの保守派論客のようです。


Why Hezbollah wrongs don’t make war right
WilliamRees-Mogg
The Mail on Sunday
23 Jul 2006

If one looks at the case from the point of view of the Israeli government, or from the point of view of ordinary Israelis, it is quite straightforward. Lebanon is a sovereign state, responsible for the actions of its citizens. An armed force of terrorists, committed to the destruction of Israel, has attacked Israel with many hundreds of rockets, causing substantial casualties. Israel’s response has simply been a matter of self-defence. Hezbollah is a terrorist force - and terrorists have to be defeated. Looked at from the point of view of the Lebanese, this is a different picture. Lebanon was just starting to recover, rebuilding shattered hotels, developing new businesses, attracting tourists, at last free of the Syrians. A lovely country, with rising hopes. Hezbollah attacked Israel, yes, but Israel attacked Lebanon, which was not Hezbollah. If Hezbollah committed an act of aggression, Israel committed an act of aggression in reply. We can take either side, or none. Perhaps it is best to take both. Those who say Israel’s attack on Lebanon was legitimate but not proportionate, that the attack on the Lebanese infrastructure will damage the whole future of the country, have a convincing case. Worst of all for Israel is its defeat in terms of world public opinion. All nations need to have friends. The Lebanese are not overawed, but they are angry and hostile to Israel. The world is not convinced that a few extra days of fighting would allow Israel to root out Hezbollah. The world is calling for a ceasefire. Israel replies by insisting on a few more days of bombing. That may, or may not, make military sense; it makes no diplomatic sense.

It may not embarrass President Bush, who still has his nation’s public opinion on his side; it certainly does embarrass Tony Blair, who does not.
イスラエル政府や一般のイスラエル人の立場からこの事件を見れば、話は極めて単純である。レバノンは主権国家であり、その国民の行動に対して責任がある。イスラエルの破壊に関与したテロリストの軍隊は、数百ものロケットでイスラエルを攻撃し、多大な犠牲者を生み出した。イスラエルの対応は、単なる自衛に過ぎない。ヒズボラはテロ勢力であり、テロリストは倒さねばならない、ということになる。

けれども、レバノン人の立場から見れば、認識は異なる。レバノンは、ようやくシリアから解放されて、まさに復興にとりかかったばかりだった。粉々になったホテルを再建し、新しい事業を育成し、観光客を呼び寄せようとしていた。そんな、希望に燃える愛すべき国家だったのだ。

確かに、ヒズボラはイスラエルを攻撃したが、イスラエルが攻撃したのは、レバノンであってヒズボラではない。もし、ヒズボラが行ったのが侵略行為だとすれば、その報復としてイスラエルが行ったのだって侵略行為だ。われわれは、どちか一方の味方をすることもできるし、どちらの味方にもならないこともできるが、おそらくは、両方の味方をするべきなのだ。

イスラエルのレバノンに対する攻撃は正当であったが、レバノンのインフラストラクチャに対する攻撃は、この国の将来に悪影響を与えたという意味でやり過ぎだ、というのは説得力のある主張だ。イスラエルにとって最悪だったのは、イスラエルが国際世論に対しては敗北したことであろう。国家にはすべからく友邦が必要である。レバノン人は、イスラエルに脅えるどころか、怒りや敵意に燃えている。国際世論は、イスラエルがあと数日の戦闘でヒズボラを掃討できるなどということを信じてはおらず、停戦を求めている。にもかかわらず、イスラエルは、あと数日爆撃を続けると言い張っている。

この主張は、軍事的に意味があるかどうかはともかく、外交的には筋が通らない。また、この主張は、依然として国民世論を味方につけているブッシュ大統領を困らせることはないかもしれないが、国民世論を味方につけていないトニー・ブレアを困らせることは確実である。

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