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降圧療法のQOLに対する影響

ソース:http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJM198606263142602

翻訳はGoogle+より転載

著者たちは、軽度から中度の高血圧患者626名のQOLに、カプトプリル、メチルドーパ、プロプラノールが与える影響を判定するため、多施設ランダム化二重盲検臨床試験を実施した。血圧の管理が必要な場合には、ヒドロクロロジアシドを追加した。3群すべて、24週間の治療期間後の血圧管理は同様だったが、プロプラノールを服用した患者の方が、ヒドロクロロジアシドを必要とする者は少なかった。カプトプリルのみ服用、もしくは、利尿剤と併用した患者は、副作用で離脱する率がもっとも低かった(8パーセントに対し、メチルドーパは20パーセント、プロプラノールは13パーセントだった)。睡眠障害、視覚記憶、社会参加などは、どの治療群も同様だった。ただし、カプトプリルを服用した患者は、メチルドーパを服用した患者に比べると、一般的な健康の指標が優位に高く(P<0.05 ~ <0.01)、副作用が少なく、作業成績、視覚監視機能、生活満足度の尺度で高い点数を記録した。また、プロプラノールを服用した患者も、メチルドーパを服用した患者に比べて、より優れた作業成績が報告された。カプトプリルを服用した患者は、プロプラノールを服用した患者に比べて、副作用や性機能障害の報告が少なく、一般的な健康の指標がより大きく改善された((P<0.05 ~ <0.01)

著者たちの発見は、降圧剤のQOLに対する影響はそれぞれ異なっており、その影響は既存の社会心理的な尺度によって評価できることを示している。

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