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偽腔開存型の大動脈解離の計算フロー解析による結果予測

ソース: https://link.springer.com/article/10.1007/s13239-014-0182-x

翻訳はGoogle+より転載

B型大動脈解離の院内生存率はA型よりよいが、患者の短長期の結果には課題が残り、50~80%が5年以内に死ぬ。解離関係の合併症としては、大動脈の急拡大、切迫破裂、臓器灌流障害などがある。著者たちの目標は、解離した大動脈に開存偽腔をもつ患者の血行動態との関係を評価することだった。2007年~2013年の間に入院を認められた、B型大動脈解離の患者25名のCTスキャンから計算して再構築された、患者固有の大動脈形状に対して、計算流体力学的分析が行われた。患者のエンドポイントとしては、急性合併症の発達と慢性動脈瘤の進展が使われた。解剖学的変数と血行力学的変数が関連付けられ、偽腔フローの独立した決定因子を求めるために回帰分析が行われた。速度流線により、B型大動脈解離の偽腔内をらせん状にゆっくり移動するフローが明らかになった。血圧と血管壁のせん断応力は患者によって顕著に異なり、それはB型大動脈解離の形状に依存していた。最後に、線形回帰分析により、エントリ亀裂の高さが開存偽腔を通過する血流の有意な予測因子であることが明らかになった。エントリ亀裂が大きくなるほど、開存偽腔内の血流も増え、したがって解離関係の合併症のリスクも増える。計算フロー解析は、どの患者に有害事象が発生するかのより信頼性の高い予測につながり、B型大動脈解離の治療に関する臨床的意思決定プロセスに役立つかもしれない。

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