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大動脈解離における経腔的ステントグラフト留置術後の偽腔の変化

ソース: http://circ.ahajournals.org/content/111/22/2951

翻訳はGoogle+より転載

背景 - 経腔的ステントグラフト留置術(TSGP)は、新しい、より侵襲的でない処置で、大動脈疾患の再建のための選択肢として認識されるようになった。大動脈解離のTSGPを使った治療は、初期の結果はよいが、長期的な結果と偽腔の変化については、詳しく解明されていなかった。

方法と結果 - 解離した大動脈に主な亀裂のある49名の患者に対してTSGPが施され、追跡期間は4カ月から6年だった。患者の内32名が急性発症であり、17名が慢性期の解離だった。急性発症の症例の内、15名がスタンフォードA型の逆行性解離だった。TSGPの後、定期的に拡張スパイラルCTが実施された。スタンフォードA型の症例のうち14名(93%)の上行大動脈の偽腔が3カ月以内に完全に消滅した。急性発症の解離17名と慢性解離の患者11名に対しては、CT研究が2年以上続けられた。治療前の下降大動脈の近位部、中位部、遠位部の偽腔の直径の平均は、急性発症解離群ではそれぞれ15.9、16.2、15.6 mm、慢性解離群ではそれぞれ28.1、25.2、21.0 mmだった。治療2年後の偽腔の直径は、急性発症解離群ではそれぞれ、3.0、3.7、3.1 mm、慢性解離群ではそれぞれ10.6、10.5、11.9 mmだった。TSGPの2年後の胸部大動脈の偽腔は、急性発症解離群では76%が消滅し、慢性解離群では36%が消滅していた。TSGP後に破裂した例は見られなかった。

結論 - 偽腔の完全な消滅は、急性発症の症例の方が、慢性症例よりも起こりやすい。

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