« Manafon | トップページ | 海の向こうに行った人 »

ひきこもりの外出

 ひきこもりで友人もいないぼくだが、ここ数週間は珍しく外で人に会う機会が多かった。前にちらっと書いたが、某英語ネイティブと豆腐料理専門店に行ったり、神宮球場に行って読みかけの「ユングのサウンドトラック」を落としてきたり、親戚の葬式に行ったり、裁判所に出頭したり。

 昨日はなんと、てれびじょんとかいう舶来の機械によく映る、あのろっぽんぎひるずとかいう建物のすぐそばにある中華料理屋で、ぺきんだっくとかいう滅法おいしい料理を食してきた。こんな店、ぼく一人だったら絶対行かないはずで、友人というのは有難いものである。

 そこであこがれの市川寛子さんがなぜか暴漢にからまれている処に遭遇し、得意の武術で暴漢を追い払い、お礼にお茶でもご一緒しましょうということになり、その席で意気投合して、…という中二病的な妄想を一瞬しかけたが、よく考えると日曜日で報ステの日ではなかった。

 立場を気にしないですむ友人とする会話は楽しい。なぜか尖閣諸島の話になり、尖閣と竹島を交換すればいいのではないか、という一瞬聞くと小島慶子に匹敵する名案のようで、よく考えると意味すらわからない案が出たりしたが、日本を愛しすぎて行動が過剰になる方々の気分を害したくないので、ここだけの話にしておこう。

 そう言えば、例の「田原総一朗 100 のコト」。画面の前で答えていたらかなりの確率で正解してしまい、自分でもうろたえてしまった。特に、「尊敬する人=田中角栄」「一番の悪事=宮沢・橋本を失脚させたこと」に連続正解したときは思わず赤面してしまった。これではまるで田原氏の大ファンみたいではないか。

 いや確かに、田原氏が日本のテレビ界や報道界に果たした歴史的な役割は正当に評価すべきだと思ってるけど、そこまで大ファンでもないんだけどなあ…。まあでも、前に「爆発音がした」でもネタにしたように、卑下すると見せかけて自慢臭いアピールを入れてくるのはこの人の癖なので、絶対そう来るに違いないとは思った。

 しかし、総一朗クイズにこんなに当たっちまうなんて、何か自分が人間として間違った道を歩んでいるではないかと、少し反省させられた。こんな低俗な知識を身につけている暇があったら、日本お笑い史にダウンタウンや爆笑問題が果たした役割とか、現代音楽にエレクトロニカが与えた影響とか、もっと高尚なことを学ばなくてはいけない。

|

« Manafon | トップページ | 海の向こうに行った人 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67762/49646285

この記事へのトラックバック一覧です: ひきこもりの外出:

« Manafon | トップページ | 海の向こうに行った人 »