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コナンとアルマゲドン

 早速オンデマンド TV でビデオ作品を何本か鑑賞する。いい作品は気合入れて集中してみたい方なのだが、そんな時間をとる余裕はないので、ながらで観ても後悔しないような作品を選ぶ。つまり、昔観た作品とか、B 級娯楽作品的な奴とか。

 未来少年コナンは、今見てもやっぱり名作であった。ひょっとして、子供の頃に見たから感動したのかも、という気もしないでもなかったのだが、プロット、アニメーション、人物描写、どれをとっても完成度が高い。なにより、この作品からは、宮崎駿の表現する欲望みたいなものがほとばしっていて、観るものを圧倒する力がある。宮崎駿はこの作品だけでも十分歴史に残ったであろう。

 昔見たときはそれほどでもなかったのだが、今見るとすごく感動するのは、モンスリーが改心するところである。モンスリーはちょっと西川史子さんに似てるのだが、そのモンスリー西川が浜田雅功なみのド S レプカに足の裏で顔をグリグリされながら喋るシーンがすごくいい(って、そういう意味じゃないよ (^^))。人間が変わる過程の模写というのは、物語がもつ最高の醍醐味の一つなのだが、この作品でそれが最もうまくいっているのがモンスリーなのである。

 モンスリーは、インダストリアに着く前の飛行艇の中で、すでに「コナンと行動をともにする」みたいな発言をしてはいるんだけど、実は、この時点ではまだ心が定まってなかったんだね。だから、インダストリアで墜落してレプカに身柄を確保された時点では、またレプカの下で働いてもいいかなぐらい思っていたと思う。ところが、ラオ博士の話を聴いているうちにもう一度心が揺れてきて、その後レプカと話し始めたときには、モンスリーは本気でレプカを説得する気になっていた。

 ところが、レプカと話していて足の裏でグリグリやられているうちに、彼女は自分自身の本当の気持ちに気づいてしまったんだろうね。冷静に計算すれば、あの場面であんな発言をして得なことはなにもないんだけど、彼女自身、自分の気持ちを言葉にしているうちに自己発見してしまったから、必然的にああいう発言になってしまったのだろう。あの場面は、そういう心の動きが、すごくうまく描かれていると思う。これは、子供のときに観たときには、あまり気づかなかったけど(^^)。

 あと、レプカの性格は、無駄にサディストすぎるところがあるんだけど、その無駄なサディストさで、作劇上の不自然さがカバーされているんだね(^^)。ギガントなんて、レプカがあんなド S じゃなかったら落ちてないでしょう(^^)。「うろたえるな!」って何回も言ってたけど、言ってる本人が一番のキレキャラなんだもの(^^)。

(テリットが死んだらしいことが一言で片付けられてるのは、なんか事情があるのかな? 無理やり台詞をカットしたようにも見えるんだけど、差別用語かなんか入ってたのかも)

 あと、B 級娯楽作品の方では、まだ観てなかったアルマゲドンを観たが、意外と楽しめた。もちろん、大傑作として持ち上げる気にはなれないが、それほどムキになってけなす気にもなれないな(^^)。少なくとも、インディペンデンス・デイよりはいいんじゃない(^^)? そんなことない(^^)?

 あの、ヒーロー役としてちょっとイカレた穴掘り屋を持ってきたり、恋愛と親子愛をからませたりするとこなんか、小技としてはなかなかうまくいってると思いますけどね。もっとも、あのマシンガンを打ちまくっちゃう奴は、いくらなんでもイカレすぎだと思ったけど(^^)。

 まあ、遊園地に行って人生が変わる奴はそうそういないだろうけど、遊園地には遊園地なりの価値があるからね(^^)。それを価値ゼロみたいに言う奴を観ると、ぼくみたいなひねくれ者はかえって反発したくなる(^^)。えーえー、確かに上がったり下がったりしてハラハラさせられるだけですけど、それが何か(^^)? そのコース設計に多少なりとも工夫があれば、入場料程度の価値はあるんでない?

(どうでもいいけど、左門豊作は、リンゴ落としたぐらいのこと、いつまでウジウジ気にしてんだよ~。ほんとキモい世界だよな(^^)。よくこんなキモいアニメがあんなメジャーになったもんだ(^^)。こんなの今だったらかんぜんにカルトだよな。当時は世の中全体がちょっとキモかったんだろうね(^^)。)

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