HDD 換装顛末記
ノートパソコンの HDD を容量の大きいものに換装した。実は、もう 1 年以上も前から空き容量 1GB 未満で使っていて、OS やアプリにパッチを当てたりする度に容量不足になり、インストール済みのアプリをアンインストールするというようなことを繰り返していたのだが、実際に換装するとなるとかなり時間をとられることが予想されたので、長期間放置プレーになっていたのだった。
なぜ HDD の換装ごときにそんなに手間がかかるのかというと、次のような要件や制約条件があるからだ。
- 時間的・金銭的コストを最小限に抑えたい
- 現在の作業環境をできるだけそのまま維持したい
- DtoD 領域や MBR もそのままコピーしたい
- 2.5 インチの HDD を接続できるマシンが 1 台だけ、接続できるスロットも 1 つだけしかない
素直なやり方としては、新しい HDD に換装して、Windows のインストール CD からブートして、そこから HDD をフォーマットして Windows を新規にインストールするということになるわけだが、これだと、現在使っているアプリケーションをすべて再インストールして、各種カスタマイズ設定もやり直さなくてはならないので、1 や 2 に反する。
かと言って、現在の HDD の内容を 新しい HDD にコピーしようと思うと、4 が制約になる。現在の HDD の内容をいったんネットワーク上の共有ストレージや USB 接続の HDD にコピーしておいてから、HDD を交換してコピーバックするにしても、新しい HDD には OS がインストールされていなくてブートできないので、CD やネットワークからブートできる環境を構築する必要が出てくる。しかも、無事ブートできたとしても、3 にあるような DtoD や MBR は、OS に付属しているようなツールではコピーできないので、特殊なアプリケーションが必要になってくる。
というわけで、実際に作業にかかってみると、あの手この手で試行錯誤する羽目になり、かなりの時間をとられてしまった。まあ、こういう試行錯誤の過程も、誰かの参考になるかも知れないので、以下かなり長くなるが、記録に残しておこうと思う。
Rescue and Recovery を使う方法
ThinkPad の DtoD 領域には、診断・復旧ツールがプレインストールされていて、メインのパーティションから起動できなくなった場合に、ここからブートして、診断・復旧作業が行えるようになっている。だから、このパーティション構成はなるべくそのまま残したい。だが、この手のメーカー製ツールは、下手にいじると機能しなくなる可能性もある。そこで、なるべくメーカー推奨の方法でやりたいと思い、レノボ(旧 IBM)のサイトを調べると、次のようなページを見つけた。
この説明を要約すると、メーカー推奨の方法は次のようになる。
- Rescue and Recovery を使って、ブート可能な復旧用 CD を焼く。
- Rescue and Recovery を使って、現在の HDD の内容をネットワーク上の共有ストレージにバックアップ。
- システムをシャットダウンして、新しい HDD に換装。
- 復旧用の CD からブート。
- ネットワーク上のストレージから、バックアップ内容を新しい HDD にコピー。
ところが、これが長く続く苦難の道の始まりであった。Rescue and Recovery は ThinkPad にプレインストールしてあるので、早速 1 からやり始めたのだが、2 の段階でエラーが出て動かなくなってしまう。Rescue and Recovery のバージョンを調べてみると、少し古いので、最新版をインストールしようとすると、ディスク領域が不足していてインストールできない。
仕方ないので、すでに必要最小限のソフトしか入っていない HDD の中から、これはホントは要るんだけどな~と思いながら泣く泣くソフトをアンインストールしたり、休止状態の設定を変更してハイバネーション用の領域を解放したり、仮想記憶領域のサイズを減らしたりして、無理やり開き領域を作って再インストールを試みると、旧バージョンをアンインストールしないとインストールできないとのエラーメッセージが。ならばと旧バージョンをアンインストールしようとしたら、アンインストールに必要なファイルが不足してアンインストールできないとのエラーメッセージが(^^)。
…To be continued...
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