メディア論二種
偶然だか必然だかよくわからないが、興味深いメディア論を続けて見た。
一つは、丸激トーク・オン・デマンドの「新聞ビジネスはすでに破綻している」。元毎日新聞社常務の河内孝氏による、新聞社の歴史やビジネス・モデルの解説が滅法面白い。新聞社は、販売では全然儲かってなくて、儲けはほどんど広告料だとか、眼からウロコの話をたんたんとしてるのがいとおかし。
もう一つは、週刊ダイヤモンド 6 月 2 日号の「テレビ局崩壊」。これは、一部コンビニでも売ってますんで、興味のある方はぜひ読みましょう。「田中角栄が礎を築き上げた「民放55年体制」の功罪」では、上記の河内孝氏の本にも言及してます。
個人的には、田原総一朗さんのコメントが、なかなかシブくてよかった。一ページだけだけど。
そもそも情報バラエティ番組で、毎週、視聴者が知らない情報を提供できていること自体がおかしい。新しい事実を、そんなにたくさん発見できるわけがないだろう。
テレビ局が社員を、アシスタントを経験させずにプロデューサーにしていることも問題。アシスタント時代にさまざまな苦労をしていれば、捏造は見抜けたはず。新事実の発見がいかに難しいか、身をもってわかっているからだ。
ただ、私がやっている「サンデープロジェクト」のスタッフには、「七%以上はとれ、しかし10%以上はとるな」と言っている。それ以上の視聴率を求めると、演出過多になって番組の質が落ち、視聴者からの信頼を失う。
田原さんを、単なるキレ芸の強引司会者だと思っている人もいると思うが、けっこう考えてるんだよね (^^)。あれはあれで一芸を極めた人だよなあ、とぼくは思ってます (^^)。
政治家さんたちもきっと、こっそり「田原対策マニュアル」とか作ってまわし読みしてるんじゃないかしら。「田原にみょーにほめられてもその気になるな」「田原がキレたら気をつけろ」とかね (^^)。
そういや、なんとか還元水の人、自殺しちゃいましたね。
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