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WhiteSmoke の謎

 WhiteSmoke というちょっと面白いソフトを発見しました。英文スペルチェックソフトにちょっと似ていますが、スペルだけではなく文法(三単現の s がついてるか、みたいな)のチェックもしてくれる上に、「emrichment」、すなわち、文書中の形容詞や副詞を置換して、文章をよりプロっぽくかっこよくしてくれるソフトです。

 ベンダーのホームページにある Flash かなんかでできたアニメーションのデモを見た瞬間、「これはいい!」と思いました。だって、ぼくが英文メールを書くときにも、いつもコロケーション辞典を引いたり、ビジネスレターの文例集を見ながら、この名詞に合う形容詞はどれか、この動詞に合う副詞はどれか、いちいち調べながら書いていますからね。それとまったく同じことを自動でやってくれるなら大助かりと思ったからです。

 ところが、実際に試用版をダウンロードして使ってみてガックリ。まあ、機能自体は期待していた通りのものだったのですが、遅すぎる! 別のアプリケーション(メーラーなど)の中でテキストを選択して F2 キーを押すと WhiteSmoke のウィンドウが開くようになっているのですが、開くまでに数分(数秒の間違いじゃないですよ)かかります。これなら、自分で辞書引いた方が早いよ。

 この手の処理には大量のデータが必要なはずですが、インストールサイズは数 MB 程度なので、おそらく、インストールされているのはクライアントだけのソフトで、実際の処理はインターネット上のサーバーで行っているものと思われます。でも、それならそれで、「現在サーバーと通信中です」みたいなメッセージを出せばいいものを、考えてるんだか暴走してるんだかわからないような状態で数分間待たされるわけです。しかも、その間は呼び出し元のアプリケーションまでロックされて使えなくなってしまう始末。

 ユーザーインターフェースのデザインも、一昔前の感覚で、いまどきのビジネスソフトでは考えられない野暮ったさ。まあ、ベンダーはイスラエルの企業らしいので、欧米とはセンスが違うのかもしれませんが。CNET の紹介記事によると、5万人も顧客がいるらしいのですが、信じられません。

 アイデア自体はいいと思うのに、惜しいなあ。ひょっとしたら、ぼくがテストしたときたまたまサーバーの負荷が高くなっていたのかもしれないし、これから改善されるのかもしれませんが。(もし間違ったことを書いてたら、プロフィールのメールアドレスからメールで指摘してくださいませ。)

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