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ゴルゴダ星を爆破せよ!

 ウルトラチャンネルでウルトラマンAの「死刑!ウルトラ5兄弟」と「銀河に散った5つの星」(子供を騙すな(^^))を視聴。ウルトラ兄弟が十字架に磔になるという話で、子供心には印象に残ったのだが、今見ると脚本はメチャクチャである。

 ぼくは何も、ウルトラマンがウルトラマンAをビンタするのがおかしいとか、そんなささいなことを言っているわけではない。ウルトラマンも1年も日本に住んでいたのだから、日本の文化の影響も受けるだろう。放送はされていないが、休日にはホームドラマだって見ていたのであろう。そう考えれば、理解できないことではない。

 他にも、マイナス宇宙ってなんだよとか、超獣バラバの闘っているシーンには放射能の雨が降っているのに、地上はカンカン照りだとか(2回の戦闘シーンをまとめてロケしてるのがバレバレですぜ(^^))、そもそも放射能の雨を降らせられるのなら、超獣なんか使わなくても地球を征服できるだろうとか、超光速ロケットが設計図を渡されてたった5日で完成してしまうとか、長官を殴り倒してまで星司隊員の命に気を遣っていた隊長が、超獣出現の連絡が入るとすぐ「出動だ」とか言って出て行ってしまうところとか(切り替え早すぎ(^^))、つっこみどころはいろいろあるが、それもまあいいとしよう。

 一番変なのは、TACがなぜゴルゴダ星を爆破するのか、よくわからないことである。発案者の長官自身が、まったく理由を説明してないのも変だが、それにつっこみを入れない他の隊員も変すぎる。考えられる理由は、そこにヤプールの基地があるかも知れないということだけであるが、ヤプールが異次元人で、どこにでも出現することぐらい、何回も闘っているTACにはわかっているはずである。現に、エースキラーが意外とあっさり負けると、ヤプールは自分でゴルゴダ星を爆破してしまうので、結果的にも、やっぱり爆破する意味はなかったことになる。

 このエピソードは、市川森一氏がウルトラシリーズから手を引く前の最後の作品らしいが、「ひとりぼっちに地球人」や「盗まれたウルトラアイ」など数々の傑作をものにした市川氏も、この頃には相当やる気をなくしていたものとお見受けする (^^)。

 ちなみに、男女合体で変身するというアイデアも市川氏の発案らしく、男女平等を目指す志が感じられるところはよいのだが、南は北斗のことを「星司さん」と呼んでいるのに、北斗は南のことを「ゆう子」と呼び捨てにしているのは、今見るとかなり違和感がある。まあ、あの時代にはこのぐらいが限界だったのかもしれないが (^^)。

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