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エロコト

エロコト 2006年 11月号 [雑誌]  坂本龍一編集、「エロい女は、その存在そのものがエコである。」がキャッチフレーズの「エロコト」という雑誌をコンビニの女性誌のコーナーで発見。中を見ると、大人のオモチャの写真とかもバンバン載ってんだけど、成人雑誌コーナーじゃなくていいんだろうか (^^)。

 これからの世の中は、エロスがもっと積極的に表現されるだろうし、されるべきだ、ということは、ぼくも前から思ってたし、このブログのどっかにも書いたはずなので、問題意識としては近いかもしれない。と言っても、今さら性の解放とかタブーの消滅とかフリーセックスとかそんなことを言ってるんではなくて、あくまで表現の問題なので、お間違えのないよう (^^)。

 大雑把に言うと、伝統社会というのは、どこでどのように性を表現し、どこでどのように性行為を行うべきかというのがだいたい決まっていたと思うんだよね。それが、性の解放によって、性行為も性の表現も個人の自由ということになった。その結果、本来は異性のコミニュケーションの手段だったはずの性の表現が、性行為と切り離されて独立した商品として流通するようになり、逆に、コミニュケーションとしてのエロをいつどこでどのように表現すべきかという文化とかスキルとかが失われてしまった、というのが現状だと思うの。だから、現代という時代に合ったエロスの表現を再構築しよう、ということじゃないかな。

 表現で重要なのは TPO だから、逆に、学校や職場みたいなところでは、意味もなくお色気を出さないで欲しいんですよね。特に女子高生は、むやみと短いスカートをはくのをやめてほしい。まあ、ぼく自身はあんまり女子高生とかと遭遇しない生活をしているからいいけど、男子高校生とか高校の先生とかはかわいそうだよね。ぼくが今の時代に高校生だったら、絶対欲求不満でおかしくなって何かよからぬことをしてたと思うんだけど (^^)。

(なんか、そういうときの説教も偽善的で、自分は興味ないけどはしたないからやめなさいとか、逆に、自分は本当は見たいんだけど規則だからやめなさいとか言ったりするでしょ。そうじゃなくて、男はみんなスケベで劣情を催してしまうからやめなさい、って素直に言えばいいと思うんだよね。それが一番合理的かつ説得的な説明でしょう (^^)。)

 でも、この雑誌を作ってる人たちが、そこまで自覚的なのかどうかはよくわかんないですね。性行為を奨励してんのか、性の表現を奨励してるのかも不分明だし。単に、「ソトコト」を読むようなマジメっぽい子たちをもっとスケベにしよう、というあざとい陰謀のような気もしないでもない (^^)。

 しかし、最近の教授はドスケベさを隠さなくなりましたね (^^)。なんかこの雑誌も、自分のドスケベさを正当化するためにやってるような気もしないでもないけど。 でもマジメな話、教授みたいにスケベな人って、案外少ないんだと思うんですよね。特に男はスケベ自慢したがるから (^^)、実態がわかりずらいところあるけど。ほんと、みんながみんな教授みたいにスケベになれると思ったら、その考えは甘いと思うぞ (^^)。

 そういう意味では、エロい表現というのは、スケベでない人にもやさしくなくちゃいけないと思うのね。でないと、単なる 60 年代的なオブセッションと変わらなくなっちゃうから (^^)。そのへんにもっと自覚的であってほしいと、個人的には思います。

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