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ユニテックの債権者の方へ

 このブログでも何度か書きましたが、私が取引を行い、売掛債権をもっていた有限会社ユニテック (会社法人等番号 0109-02-015873) という翻訳会社が、私的整理を行うことを発表しました。報告書によれば、債権者への配当率は、たった 0.0623 であることが明らかになっています。

 すでに、債権者の方は、私が受け取ったものと同じ報告書を受け取っているはずですが (もし受け取っていない方がいれば、それは悪質な背信行為であると考えられるので、ぜひご一報ください)、私は、この報告書には、納得できない点が多々あると考えます。

たとえば、

  1. なぜ、特定の債権者にだけ優先的に弁済が行われているのか
  2. 上記特定の債権者が、ユニテックの顧客を引き継いで新会社を設立するとあるが、これは実質的にユニテックの後継会社ではないのか
  3. ユニテックの資産にしろ、それを証明するような書類は何も提示されていない

 これはほんの一例であり、他にも不審な点はたくさんあり、私は、この報告書は、わたしたち債権者への弁済が 1 割以下に棒引きれるような状況に対する説明としては、まったく不十分と考えます。

 また、代表取締役の野口雅昭氏をはじめとする経営陣が、完全に所在をくらませてしまい、債権者に対して自らの肉声で説明や謝罪をしようとしない態度も、きわめて不誠実なものと考えます。

 もちろん、有限会社の破産は法的に認められた権利ではありますが、その処理は公正な手続きの上で行われなければならないことは言うまでもありません。そして、このような状況を放置していれば、必要な公正さが保証されない危険は低くないと思われます。

 現在、私を含め数人の債権者が、担当の六番町総合法律事務所の秋廣道郎弁護士に対して債権者会議の開催を要求していますが、弁護士はとりあってくれる気配はありません。 このような状況で債権者会議を開かないというのは、常識に反した行為であり、そこにはなんらかの意図があると勘ぐられても仕方ないと思うのですが。

 そこで、私は、複数の債権者による連名で債権者会議の開催を求めることを提案したいと思います。また、ユニテック側が要求に応じない最悪の場合には、破産申し立てを申請することも視野に入れています。

 もちろん、公正な破産処理が行われれば、弁済配当率が上昇する可能性もありますが、私が求めるのは、目先のお金よりも、むしろ、一部の人が不当な利益を享受することがないような公正な破産処理であり、もしその裏に不正な行為があるとすれば、そのような行為が二度と繰り返されないための、関係者に対する適切な処罰です。この趣旨に賛同されるユニテックの債権者の方は、ぜひ当方までご一報ください。

 なお、私的整理はあくまで私的な整理であって、債権者の同意がなければ法的効力を持たないことを申し添えておきます。

2006 年 7 月 2 日

Studio RAIN 保住有信

E-mail: studio_rain@nifty.com

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