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体罰は違法でいい

 戸塚宏氏の出所で、体罰論議が再燃しているようですね。確か、島田紳助氏の事件のときも、同じようなことを書いたのだけれども、体罰は法的にはすべて違法でいい、というのがぼくの基本的な考え方です。

(ぼくは子供の頃剣道の道場に通っていたので、稽古のときには、それこそコテンパンに叩かれることが日常茶飯事でしたし、それ以外にも結構痛い目にあったことありますね。なんか合宿に行く途中の列車で気分が悪くなって嘔吐してしまい、袴を汚してしまって、下半身裸のままで稽古させられかこともあったな。それで、竹刀でキ○○マぐりぐりやられたりしたんだけど、今思うと、あれってただ面白がってやってただけじゃないの(^^)。もちろん、その恨みでこういうことを書いているわけではありません。為念。)

 もちろん、体罰が実際にはすばらしい教育的効果を挙げることがある、ということはぼくも承知しています。ただ、最大の問題は、「よい体罰」と「わるい体罰」を客観的に区別するのが難しいということでしょう。したがって、体罰を法的に容認してしまうと、必然的にモラルハザードが起こって、悪い体罰ばかりがはびこることになる。

(だから、大人同士の暗黙の相互監視や牽制がうまく機能していた時代には、体罰の弊害というのもそれほど大きくなかったのかもしれないし、逆に、ファシズム社会とかになると、そういう弊害が強烈に現れるようになるのかもしれない。そういう意味でも、やっぱり法的には違法でいいのだと思います(^^))

 ですから、体罰を行使したい人は、訴えられるのを覚悟でやるくらいで丁度よいのだと思います。もしそれが本当に「よい体罰」だったなら、体罰が行使されたにもかかわらず、当事者全員が納得するということもあるでしょう。そのような場合に、第三者がわざわざことを荒立てて法律問題にする必要はないとは思います。ただ、当事者の中に一人でも納得していない人がいるのに、他の人が圧力をかけたりするのはダメです。

 もし体罰を偶発的にではなく、教育方法論としてシステマティックに行いたい場合には、少なくとも、事前に(親のではなく)本人の同意書ぐらいはとるべきでしょうね。それも、小学生とかだと、本人の同意書にもどれほどの有効性があるのか疑問なので、一定の年齢に達してないとダメでしょうね。

 もし本当に体罰を使った教育法の有効性が、欠点を補って余りあるほど高いというのであれば、医者などと同じように免許制にして、「体罰教育士」みたいな資格をつくった方がよいのではないかと思います。もちろん、そのためには、そういう教育法の有効性や、適切な方法論をとれば、有効性に比べてリスクを低く抑えられること、などを社会に対して証明し、社会的な合意を得る必要がありますが。

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