« お口で占いさせてください…。 | トップページ | 期待は高く、でも距離感をわきまえて »

へんな理屈

     この「情報化社会の基盤」という記事、おかしくないですか。

     ソフト万能の時代だというが、実はソフトからハードへの回帰が始まっているのだというお話なのですが、その根拠が、シリコンを使った計算機の計算能力の限界なんだそうな。

     でも、そんな限界を超えた計算機が必要なのは、そういう計算能力を必要とするソフトに対する需要があるからじゃないですか。そしたら、そういうハードに対する需要を引っ張るのはソフトに対する需要なんだから、一方的にハードに回帰するわけないでしょう。それだけ高速な計算能力を必要とするソフトというのは、それだけ複雑なんだから(単純計算をとにかく高速に繰り返すみたいな応用もないわけではないが、ごく一部でしょう)、ハード開発部門だけに投資が行くのは変でしょう? そもそも、ソフト万能といわれてきた時代だって、インテルとかモトローラとかは地道に技術開発を続けてきたわけで、その方法がシリコンから他のものにシフトするってだけじゃないでしょうか。

     だいたい、ソフト屋とハード屋という二分法自体が、そろそろ古くなりつつあるんじゃないでしょうか。今や、ハード屋さんの仕事だって、半分くらいはソフト開発になりつつあるし、基礎研究だってソフトを使ってシミュレーションでやってたりするんですから。今は、シリコンチップの設計も、シリコンチップを製造する工場の設計も、みんなソフトでやってるし、そのソフト自体だって、「ハード屋さん」が自分で作ってたりするんですよ。ご存知?

|

« お口で占いさせてください…。 | トップページ | 期待は高く、でも距離感をわきまえて »

ジャーナリズム」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67762/8673335

この記事へのトラックバック一覧です: へんな理屈:

« お口で占いさせてください…。 | トップページ | 期待は高く、でも距離感をわきまえて »