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こんなのアリ?

 また変なスパム。


「マルサの女」などで知られる映画監督、故・伊丹十三さんの軌跡をたどる
「伊丹十三記念館」を松山市に開設すると、妻で女優の宮本信子さんらが27日、発表した。
http://studio-rain.cocolog-nifty.com/blog/
街で見かけるカワイイ女の子のエッチです♪♪
http://studio-rain.cocolog-nifty.com/blog/
・女子大生
 本格的なエッチにはまだまだ経験が足りないからか、いろいろと積極的です
(^^;;「こんなかわいい子がこんなすごいことしちゃうんだ」度が一番高いです。
・OL
 少し消極的ではありますが、日ごろ溜めているものが発散し始めると止まりません。
自ら求めて腰を動かします。
・フリーター
 正直言って一番の強み(?)は、アルバイトの制服です。
日ごろから気になっていたマッ○のミニスカ制服を着たまましてしまいます。
・人妻
 最近は若い人も多いです。20代前半も珍しくありません。
「人のもの」というイメージだけでも興奮しちゃいます(わたしだけ?)。
ワンパターンの AV に飽きている方にお勧め!!
戸惑う女の子がイジめられて(いじられて?)見せる恍惚の表情を鑑賞するのは・・・興奮します(^^

 最初の 2 行、コピペのミスとかじゃありません (URL だけは書き換えた)。メールの表題も「伊丹十三記念館を開設へ 松山市で宮本信子さんら」となっています。あのなあ。

 変なスパムにはいい加減慣れているつもりですが、これって、なんかの犯罪にならんの (^^)? 宮本さんにちくってみようかしら。まったく。

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住基カードゲット!

 所得税の電子申告の下準備として、住基カードをゲットしてきました。今頃くらいからやらないと間に合わないんだよね~。手続きは (自治体によって微妙に違うのかもしれないけど) ワリと簡単で、30 分足らずですみました。費用も、電子証明書込みで 1000 円程度。後は、できるだけ安っすい IC カードリーダーを買って、地元の税務署に電子申告の申請を出して…、まだまだ先は長いぞ~ (^^)。

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男性ホルモンと結婚

 ある研究によると、結婚している男性の方が、独身男性より、唾液中のテストステロンのレベルが低いらしいです。因果関係なのか相関関係なのかはよくわからないけど。いろいろ考えさせられますね (^^)。

(最近、PubMed に変なキーワードを打ち込んで検索するという遊びにちょっとはまっている (^^)。)

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精嚢分泌液に内服されるセリンプロテアーゼの空気接触に伴う状態変化について

某国立大医学部ニ年の秋山都子と申します。
あなたにお願いがあってメールしました。私は今、
「精嚢分泌液に内服されるセリンプロテアーゼ(主にPSA[Prostate-specific antigen])
の空気接触に伴う状態変化について」
という課題についてレポートを書かされているのですが、
書物だけで調べてもなかなか進めることができないでいます。
私はこれまで20年間男性経験が一度も無かったため、
精嚢分泌液、つまり精液に関する実地的な知識に乏しいのです。
(地元の高校に居る間は父が厳しく、男性と交際する機会がありませんでした)

それに伴いまして是非一度、成人男性の本物の精液を採取し、
この目で確かめた上でレポートの参考にしたいのです。
もしも差し障り無ければ、あなたの精液を採取させてもらえないでしょうか。
決して肉欲的な意味でのお願いではありませんので
採取方法は主に手や口を使うのみとさせて頂きますがご了承くださいませ。
(とはいえあなたが私に対して女性的な魅力を感じて頂けなかった場合、
採取行為が不快に感じられてしまう恐れもございますので、
ご希望に応じて予め私の顔写真などを送付させて頂くことは可能です。
ちなみに私の身長は157cm、体重は44kgです)

場所はどこかホテルの一室を取ろうと考えております。
交通費、ホテル代、お礼としてのお食事代程度しかこちらでは負担できませんが、
(何分学生の身分なので申し訳ありません)
ご都合を付けて頂けないでしょうか。
お返事を頂ければ、今後のスケジュールなどを追ってご連絡差し上げます。
それではどうかご検討くださいませ。

                                  秋山都子


 志ある学生さんに協力してさし上げたいのはやまやまなんですが、小生、精神的・肉体的にいろいろと問題 (むつかしいことはよくわかりませんが、お医者さまのお話では、コ、コンソメスープレックスとかいうやつなんだそうで、無理にやろうとするのが一番よくないんだそうです。雰囲気作りが大事なんだとおっしゃっておりました) をかかえているので、ご期待に答えられそうもありません。せっかくメールをいただきながら心苦しいのですが、なにとぞお許しください。

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年賀状

 年賀状、今年は Terragen? で作ってみました。アイデアとしては、去年の二番煎じなんですが、短時間ででっちあげた割には、綺麗にできたかなあと (^^)。見たい人は、ウチに年賀状ください (^^)。

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MIT めっちゃ太っ腹

 驚きました。MIT でやっている OpenCourseWare というサイトで、なんと、Gilbert Strang 先生の Calculus という微積分のテキストを、一冊まるまる全部タダで公開しちゃってるじゃないですか。なんという太っ腹 (^^)。

 この人の "Linear Algebra and Its Applications" (邦訳「線形代数とその応用」) というのは、日本でも名著としてちょっと有名で、ぼくも愛読してるんですが、このテキストも面白そう。だいたい、これだって、普通に買えば一万円ぐらいする本なんですからねえ。びんぼー学生のみなさん、どんどん利用しましょう (^^)。

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文句なし

 優勝はブラックマヨネーズでした。まったく予想してなかったけど、実際のネタを見たら、わりと誰もが納得という感じではないですか。二回ともまったく同じパターンだったけど、完成度が高いし、ひねり方に意外性があります。

 しかし、M-1 はやっぱり、初出場が有利なとこありますね。ブラックマヨネーズにしても、ネタを見慣れていたら、これほど高い評価になったかどうかわからないし、笑い飯にしても、明らかに新鮮味がなくなった分損してるもんね。

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南キャンすべった (^^)

 なんかしずちゃんが固かったですねぇ。風呂屋の煙突の上でラジオ体操しても震えないしずちゃんでも、固くなることあるんだなあ。それとも、ホントに山ちゃんと結婚するのがいやだったのか (^^)。う~ん、ちょっと残念。

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M-1 を予想してみる

 実際のネタを見ないと確たることは言えないけど、現時点で知っている範囲で言えば、やっぱ南海キャンディーズかなあという気がします。彼らは、他のコンビにはないみょーな味があるので、技術的な細かいところが決まれば最強かなあと。笑い飯のボケ合戦は、いい加減新鮮味がなくなってきているので、なんかもう一つ合わせ技がないとつらいかなあという感じ。新鮮味がないという点では品庄も同じなので、技術的には安定感があっても、何か新しいアイデアや技が出せないと苦しいかもしれません。ブラックマヨネーズとかタイムマシーン3号とかは、どんなネタを持ってるのかよく知らないので、ちょっと楽しみ。みなさま偉そうなこと言ってすみません。明日楽しみにしてます。

追記: この e-Bet のサイトによると、現在オッズのトップは麒麟なんですね (^^)。南海キャンディーズは 2 位。麒麟も決して嫌いじゃないですけどね。さて、どうなることか。

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三谷幸喜かぶり

 年末年始の録画予約をしていて気が付いたんだけど、1 月 3 日の NHK「新選組!!土方歳三 最期の一日」と CX「古畑任三郎ファイナル 第1夜『今,蘇る死』」と、三谷幸喜作品が 2 作品同時間帯でかぶってるやん! うちのチューナーカードは 2 局同時録画なんてできないし~! かと言って、このためだけに、ダブルチューナーのカードを買うのもなんだしなあ。困ったもんだ。

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ヒルズ系 IT 社長 2005

 いつのまにか「あとがき」復活してたんですね。太田さん、最高です!

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女優魂

 女優魂という、「本物は誰だ」の逆みたいな番組があるんだけど、マジで難しいですね。毎回けっこう本気で当てにいってるんだけど、ちっとも当らないです。悔しいので、次は当ててやろうと思って、どんどんハマっています (^^)。完全に作り手の思う壺です。また、出てる女優さんも、みんな結構本気で勉強してるんですよね~。ボクもまだまだ修行が足りないですねえ。

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メモ

 あのー、なんていうか、カレーの中にジャガイモが入っていたからと言って、「カレーはルーでジャガイモを隠蔽しようとしている」などと言い募るのは滑稽だし、もちろん「ジャガイモの復権」などを訴える必要もないし、ましてや、それが「カレーとポテトフライが同じぐらい美味しい」という主張の証明にもならないでしょう? ポテトフライの価値は、カレーとは別にそれ自体として論じなければならないわけで。どうもそういう感じがします。だいたい、カレーは確かに美味いけど、カレーを無視しては料理の批評は成立しない、と言うほど神格化されてますかねえ?

 さらにに言えば、もちろん、カレーやポテトフライを離れて、「ジャガイモ料理」という切り口で研究すること自体はかまわないと思うんだけど、そもそも、この人の「ジャガイモ」の分類自体がおかしくて、それはジャガイモじゃなくてサツマイモじゃないか、みたいなところが多々あるような気がするんだよね。これについては後できっちり書きますけど。

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デジタル週刊現代

 「ポスト」だけじゃなくて、「週刊現代」も電子書籍で買えるようになってたんですね。このサイトは、1 冊まるごとだけじゃなくて、記事単位でも購入できるのでけっこう便利です。

(しっかし、「パンツをはいたサル」ならわかるけど、「パンツをはいた純一郎」じゃそのまんまじゃん (^^)。ひょっとして、純一郎はパンツをはいていなかった∴「サル=純一郎」っていうことかしら (^^)?)

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マンガと映画

 ただ、マンガと映画の表現技法が必ずしも同列には論じられない、というのはホントですよ。実は、高校の文化祭で、一回だけ映画のコンテを描いたことがあります。ぼくはマンガは描いたことがあったんだけど、コンテなんてはじめてだったから、マンガのコマ割りみたいなもんだろうと思ってやったら、大失敗。完成した映画を見て、かなりヘコんだもの。数年前に同窓会でビデオテープもらったけど、いまだに見る気がしません (^^)。コンテを描く前に、OB で映画を撮ってる人が来てレクチャーしてくれたんだけど、その教えが、とにかくアップを使え、という変な教えで (^^)。ぼくは純情だったから真に受けてアップばっかりにしたんで、そのせいもあると思うけど。今思えば、あれはかなり高度な技法で、初心者においそれと使いこなせるもんじゃなかったと思いますね。前にも書いたけど、アップで有名な実相時昭雄さんが撮った初期のウルトラマンだって、今見るとあまり成功してないと思うもん。閑話休題。とにかく、そういうマンガ独自の表現技法に対する評論がないんだとすれば、それはやったほうがいいかもしれないとは思います。でも、夏目さんなんかはけっこうそういうことも書いてるし、たぶん、実作者だったらみんな気づいてることですよね。あと、リアルならいいってもんじゃないというのも常識。一時、写真に吹き出しをつけてマンガにするのが流行ったことがあったけど、みんなつまんなかったでしょ? だからこそ、トゥーンレンダリングみたいな技法が流行るわけだし、大友さんだって、ちゃ~んとデフォルメはしてますよ。そういうのも実作者はみんなわかってるでしょう。だから、問題はそういうことじゃないと思うのだな (^^)。そのうちもっとちゃんと書きます。

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予告

 またコンビニで「サイゾー」を買ってしまいました。なぜか「テヅカ・イズ・デッド」の特集みたいなのをやってて、唐沢俊一さんが酷評を書いてました。ぼくも (忙しくてフロやトイレでしか読めないので、なかなかすすまないが (^^))2/3 ぐらいまで読み進めたところなんですが、もーしわけない、わりと唐沢さんの意見に近いです (^^)。でも、違うポイントもいくつかあるので、読み終わったらレビューを書いてみようかと思ってます。あと、山形さんの愛のムチとサヨク宣言も面白かった (^^)。ぼくも「ドゥルーズの哲学」だけは読んでみたけど、なんかピンとこなかったんだよね~。まあ、理科系の人間から観ると、文科系の人の数学の解釈って、なんか違和感を感じることが多いんで、そのせいかもしれないけど。

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イラク >> コンゴ/マスコミ

 なんか、イラクの選挙はそこそこ大きく扱われてますけど、コンゴの国民投票の話は、ほとんどマスコミに出てこないですねえ。でも、アフリカの将来にとっては、すごく重要な投票らしいですよ。The Economist にそう書いてあったもん (^^)。

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メモ

 トップダウンからボトムアップに移行しても、単なる反動にしかならないんじゃないかなあ。むしろ、生産の共同体から消費の共同体に移行する、みたいなことを考えたほうがよいのでは。。。なんて、今追い込みでそんなこと書いているヒマもないんです (^^)。そのうちちゃんと書きたいと思います。インフルエンザに気をつけましょう。

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ほめすぎ (^^)

 「辞書にない英語」のアクセス解析を見て、みょーなとこからアクセスがあるなと思って調べてみたら、ジャンク SPORTS で有名な、株好き競輪選手長塚氏のオフィシャルサイトこんな記事が… (この方、株の本まで出しちゃったんですね (^^))。でも、はっきり言ってほめすぎです (^^)。

ポイント 否定的な言葉はもっとほめろというサイン。(「大人養成講座石原 壮一郎著)

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補償≠罰

 朝日新聞さんの 2005 年12月16日付の社説で、 例のジェイコム株の誤発注について、「一義的には責任あるみずほ、東証の両社が損失をかぶるのが筋だ」と書いてあるんだけど、これにはちょっと異論があります。

 まず第一に、もちろんこの取り引きで損失を被った人 (各種インデックスが下がったとか、逆にストップ安時点で投売りしてしまった人とか) もいるだろうけど、それ以上に得をした人もたくさんいるということ。第二に、こちらの方が重要なポイントですが、みずほがこの取り引きで被った損は、かならずしも、市場が被った損害とは一致しないはずだということです。実際、他の投資家が、わざわざミスにつけ込むような取り引きをしなければ、みずほの損害はもっとはるかに少なくてすんだでしょう。

 そもそも、株式市場がなんのためにあるかと言えば、資本という貴重な財を、社会からの需要の大きい産業や企業に、優先的に割り当てることによって、より社会にとって効率的に活用するためのはずでしょう。そして、そのためには、産業や企業の価値というものをできるだけ正確に見積もることが必要なので、投資家同士に見積もり競争をさせて、より正確に見積もった投資家に、インカムゲインやキャピタルゲインというごほうびを与えるしくみになっている。株式市場を単なる博打場だと思っている人もいるようですが (^^)、投資家同士の競争というのは、本来そういう目的のためにあったはずです。そして、今回のような相手のミスにつけこむような取り引きが、株式市場本来の目的にほとんど貢献していないのは明らかです。

 ただ、ここで問題なのは、相手のミスにつけこんだ人と、単なる善意の第三者とを、厳密に区別するのはほとんど不可能だということです。そもそも、誰が誤発注に気づいていたかを調べるのも困難ですし、仮に、誤発注の情報を知っていたということが証明できたとしても、「ウチは最初からジェイコム株をできるだけ安く買う予定になっていた」と言えばすむ話なんですから。たとえて言えば、嫌いな奴の落としたコンタクトレンズをわざと踏んずけるようなもので、「たまたま歩いていたところにコンタクトが落ちてきたから踏んでしまったんで、そんなところに落とした奴が悪い」と言えばすむことではあるんだけど、でもやっぱりわざと踏む必要はないだろう、というようなことなんですよね。

 ぼくが「こころ温まる話キボンヌ」と言ったのは、ただのセンチメンタリズムや、濡れ手に粟で儲けた人に対するやっかみなどではなくて、この状況を冷静に考えれば考えるほど、「身に覚えのある人は自主的に返還した方がいいんじゃないですか」みたいな言い方しかできないと思うからです。

 補償すべき損害の量と罰の重さが常に一致するとは限らないので、補償は補償、罰は罰としてきっちり考えるべきでしょう。そういう高級な判断を自主的にした人たちを「美しい」と呼ぶことは、別に悪いことではまったくないと思うのですが。

(これはスポーツなんかでもそうで、スポーツを観る人は本来、全力同士のぶつかり合いを観たいんで、伯仲した勝負がエラーで決着することなど好まないですよね。でも、だからと言って、ミスだったらやり直す、みたいなルールにすればよいかと言うと、これもやっぱり意図的なプレーと本当のエラーの区別をつけることができないので、無理なのです。でも、だからこそ、足を怪我しているピッチャーにあえてバントをしない、みたいなことが美談になったりもするわけですよね (^^)。だから、ルール改正はできないとしても、拍手やブーイングぐらいはあっていいと思うんです。)

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こころが温まりました (^^)

 「UBSなど6社全額返還へ 株誤発注の計168億円」。拍手。

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衆議院インターネット審議中継

 衆議院インターネット審議中継で、例の証人喚問が見れるかと思ったのですが、まったくつながりません (^^)。こ、こくみんのしるけんりをまもれえっ!

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山形≒山崎/芸術論

 この山形浩生氏の芸術論、しばらく前に掲載された直後に読んで以来ずっと思っていたのですが、山崎正和氏の芸術論にすごく似てるんですよね。特に、「芸術・変身・遊戯」という本に収録されている「人生としての芸術」という論文は、サルトルの台詞を枕にした導入部からしてそっくりです。疑う人もいるかもしれないので、ちょっと引用してみましょうか。

いったい、もし「百万人の飢えた子供」が本当に重大な現実であるならば、なにゆえにその前で意味を問われるのが、ほかならぬ文学や芸術だというのだろう。百万人の餓死者の前でまず意味を問われるのは、政治であり宗教であり科学技術であり、ひいでは人類の存在全体の是非ではないであろうか。自分がたまたま文学者だからまず文学を責めるといえば誠実そうに聞こえるが、むしろそういう責任の持ち方そのものが裏返した思い上がりの産物といえる。なぜなら、「文学者」というものが、たとえば政治家や技術者や飢えた子供が存在するのと同じ意味で、たしかにこの世にあるといいきれるのかどうか、まずそれから反省してみなければならないからである。潔癖症のサルトルもけっして園芸術をとりあげて、それが百万人の子供にとってなんの意味があるかとは訊ねなかった。暗黙のうちに彼は文学を園芸術よりも有意義なものと考えているのだろうが、果たしてこの文学者の自負の念はそれほど当然のものだといえるのだろうか。ありもしない法力が自分の身に備わっていると信じこんで、その法力によって世界が救えないと嘆いている迷信家を、私たちはふつう、人生に誠実な人とは呼ばないのである。

質問の中身を僅かばかり変えてみればことはあきらかなのであって、サルトルはむしろ、「庭先の一輪のバラの栽培にとって、文学にはなんの意味があるか」とでも訊ねてみるべきだったのである。そうすれば、文学や芸術の意味というものはなにも百万の餓死者を持ち出すまでもなく、そのような些細なものの前でもすでに十分疑わしい、ということがわかったはずであった。

ね、似てるでしょ (^^)?

 もちろん、山崎氏がコリングウッドやフィードラーを引用して論じているのに対し、山形氏が引用しているのはピンカーだし、なにせ書かれた時期がうん十年も違うので、援用される概念も違っているのですが、結論はそれほど違わないように私には思えました。

私たちは言葉であれ身振りであれ、あるいは音や形体であれ、なにかによって自分を表現したときに、はじめて自分が何を感じているのかを明確に自覚することができるのである。表現とは、俗に信じられているように、あらかじめ内にあるものを外に出す行為ではない。むしろ、外にひとつのかたちを作ることによって、逆に自分の内部に何ものかを発見する行為なのである。

 おそらく偶然の一致でしょうけど、頭のいい人というのは、途中の過程は違っても、結局は同じような結論に達するのだなあ、と感心した次第です。もっとも、ご本人方にとっては不本意な感想かもしれないので、あまり目立たないようにこっそり書いておきます (^^)。物好きな人は読み比べてみてくださいませ。

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犬好き vs 猫好き

 あくまで主観的な印象ですけど、犬好きと猫好きの違いって、他の好き嫌いとはちょっと違う特徴があるような気がしますね。

 たとえば、カレーとギョーザとかだったら、どっちも好きとか、甲乙つけがたいという人が結構多いと思うのですが、犬と猫の場合には、そういう中間層が少なくて、好き嫌いがはっきりわかれているような印象があるんです。犬も猫も、歴史の古い代表的なペットですから、かなり人類の普遍的な自我に訴える部分があるんじゃないでしょうか。

 だから、犬好き猫好きと支持政党の関係とか、歴史上の人物を犬好きと猫好きに分けるとか、いろいろ統計的にいじってみたら、案外面白い結果がでるんじゃないかなあ (^^)。

 ちなみにぼくは、はっきり猫好きです (^^)。

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気になる数

  「ランク王国」をチラ見。恒例の「渋谷の女の子 100 人に聞きました」で、「はじめてキスを許すのは何回目のデートか」というアンケートの平均値が 2 回ちょっと。まだ 1 回台にはなってないのかと思ってやや安心する (^^)。(20 回とかいう子もいました)

 ETV 特集の再放送「気になる数 ~出生率1.29の少子化社会~」もチラ見。セックスレスの割合よりなにより驚いたのは、「社団法人 日本家族計画協会」という団体が存在するという事実。社員に年頃の娘さんとかいたら、「ウチのお父さんは日本家族計画協会に勤めているんです」とか言いにくかったりするんだろうなあ、といらぬ想像をする (^^)。

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こころ温まる話キボンヌ (^^)

 ブロードキャスターで石井さんも言ってたけど、ジェイコムの株、みずほの売値でみずほに返してあげる人がいっぱいたりしたら、みんな心が温まるだろうな~。「一足早いクリスマス・プレゼント」なんて報道されること間違いなし! もちろん、そんな義務はないですけどね (^^)。でも、スポーツだって、相手のエラーで勝ってもつまらないっていうじゃない(^^)?

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喫煙者少数派時代・補足

 前に書いた「喫煙者少数派時代」という記事、時間と筆力の不足であんまりうまく書けていないようなので、ちょっと補足しておきます。

 注意して読めばわかってもらえると思うんですけど、この記事には、喫煙者の方を攻撃する意図はまったくありません。ぼくは基本的に、近代社会の個人は自己責任で自分をリスクにさらす自由があると思っているので、喫煙者の方のそういう自由も断じて守られるべきだと思っており、むしろ、この論争がこじれることによって、喫煙以外の健康リスクに対しても同じような論法が適用されるのを防ぎたいと思っているわけです。

 ただ、実際には、喫煙者が多数派だったという歴史的経緯のせいで、喫煙による社会的なコスト (負の効用) が、必ずしも喫煙者の自己負担だけになっていなくて、社会全体で負担されている。喫煙者が少数派になった今となっては、このことが、喫煙者に対する風当たりを強くする方向にはたらいているのではないか。だから、喫煙による不効用をできる限り喫煙者だけで負担するような社会にしたほうが、喫煙者と非喫煙者の双方にとっていいのではないかと提案しているわけです。

 誤解しないで欲しいのですが、これは断じて、喫煙者に対する「懲罰」を意図したものではありません。ぼくはあくまで、公害による外部効果を内部化するのと同じように、喫煙の効用と不効用の双方を喫煙者の負担にすることで、理想の喫煙量という均衡点に収束することを狙っているのであって、これは喫煙者自身のためにもなることだと思っているのです。わかるかなあ。

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DreamWorks 買収

 スピルバーグ監督の DreamWorks が、Viacom 傘下のパラマウントに買収されることになったらしいです。GE 傘下のユニバーサルとの話はぽしゃったとのこと (NY Times の記事)。

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一週間の〆

 かをりちゃんの下ネ短歌もいいけど、やっぱり、「今週のコラム」を見ないとなんかものたりないな~(^^)。

 (関係ないけど、あの占い師はなんで自分で謝らないでかわりにテレビ局が謝ってるんだ? そんなに商品価値を下げるのがイヤかね。どっちもどっちの共犯関係ですな。そんな奴に説教されてる人もいい面の皮だよね。)

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ヒストリエ3

 待望の「ヒストリエ 3 」が出たので、早速購入したけど、相変わらず面白いです。

 この巻では、奴隷として売られたエウメネスが、とある村に行き着いて…、という展開で、友人たちとの別れや、村人たちとの交流が見せ場。

 一時、SF 作家が歴史物を書くのが流行ったことがあったけど、あれと同じで、時代差を異化効果として利用する面と、逆に、現代を舞台にすると描きにくい普遍的な人間性のドラマを描くという面とを、うまく組み合わせているところがこの作品の魅力かもしれません。

 「文化が違う!」なんていいう台詞はたぶん創作でしょうけど、きっと人類は昔からそんなこと言ってたんだろうな~、という感じがして笑えます (^^)。

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未公開株の勧誘

 「未公開株の勧誘にご注意 金融庁がネットで呼びかけ」という記事。ウチにもだいぶ前 (たぶん一年以上前) に来ました。あまりにも話がウソ臭かったので無視しましたが。まだやってたんですね (^^)。みなさん気をつけましょう。

 どこがウソ臭かったのか、よく憶えていませんが、確か、ちょっと株の仕組みがわかってる人だったらすぐ気づくようなことだったと思います。まあだから、自分のよくわからないことにはうかつに手を出すもんじゃないってことだよね (^^)。陳腐な説教になってしまってすみません (^^)。

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「萌える男」と「脱オタクファッションガイド」

萌える男」本田透著

 この本は、一言で言えば、「萌える男」は恋愛資本主義社会の崩壊が必然的に生み出したものであり、萌えは正しい、という主張をあの手この手で述べたもので、その情熱的な口調にはつい引き込まれますが、全体に萌えを正当化しようとするあまりの強引な論法が目立つように思います。

 そもそも、著者は十把一絡げに恋愛資本主義と言っていますが、受験産業と裏口入学が違うように、恋愛や性そのものを商品化することと、その手段を商品化することとは同じではありません。たとえ、受験産業発展のために学歴を持ち上げるような動きがあったり、塾や予備校に金をかければかけるほど合格率が上がるという事実があったとしても、それだけで受験が無意味になったとは言えないように、恋愛の手段がいくら商品化されても、それだけで世の恋愛のすべてが功利主義的になったとは言えないでしょう。著者は、男性が「萌える男」と「萌えない男」に二極分化したと主張していますが、ひょっとすると、恋愛市場からドロップアウトした著者には、その中間の普通の男女の存在が見えていないのではないかと危惧します。

 また本書では、萌えの意義を、1.恋愛資本主義社会から締め出された人々を個人的・精神的に救済する、2.萌えから生み出された思想を恋愛資本主義社会にフィードバックする、という 2 点において評価しているようですが、この両者は必ずしも両立しないはずです。著者は萌えをストライキのようなものだと言っていますが、たとえストライキだったとしても、本人がそれで精神的に自足できるのであれば、それほど社会に影響を与えるとは思えません。そもそも、萌えの対象となる商品だって、市場から供給されているのですから、そういう意味では、「萌える男」だってしっかり資本主義社会に組み込まれているのであって、そんな奴は丁重にほっとかれるだけでしょう。逆に、ストライキのせいで本人が餓死しそうになれば、社会から救済の手がのびるかもしれませんが、その場合、萌えによって個人的救済が果たされるという1の主張には当てはまらないことになります。著者は、このどちらをよしとしているのでしょうか。

 実は、一夫一婦制の崩壊や性の商品化が社会を不安定化するという著者の認識自体は私も共有するところなのですが、「萌える男」がそのような状況に影響を与えうるとすれば、それは、萌えに自閉することよりも、萌えの志を持ったまま現実社会の中で闘うことによってではないでしょうか。もちろん、本書自体をそのような試みとして見ることもできるでしょうが、このような書き方だと、むしろ、より多くの若者を自閉の方向に導いてしまうことが危惧されます。そういう意味では、本書より、「脱オタクファッションガイド」に見られるような「健全オタク路線」の方が評価できると私は思います。

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リンカーン

でもリンカーンで松本が目指してる先が、いまいち見えない。(岡田斗司夫)

 同感でっす。でも、見えないのでよけい気になって、つい観ちゃうんですよね。罪なひとだなあ (^^)。

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ついにインタゲか?

 「物価上昇率目標、日銀副総裁が提示検討を表明」とのこと。

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身も蓋もない話

 一連の IT 企業によるテレビ局の買収騒動について、「まず価値観を共有して」とか「もっと相手が喜ぶような提案ができないのか」みたいな意見をよく見ますけど、ぼくは正直、(何度か遠まわしに指摘しましたけど) そんな甘い話ではないんじゃないかなー、と思っています。

 だって、IT 企業とテレビ局は、最終的には広告料のパイを奪い合う関係なのであって、堀江さんがいみじくも漏らしたように、やっぱり、IT 業界は最終的にはテレビを殺してそのパイを奪いたいんだと思います (そういう意味では、堀江さんは正直な人なのだと思う。もっとも、それが戦略的にいいことなのかどうかは知らないけど (^^))。

 たとえば、インターネットにコンテンツを提供するといっても、それが、テレビで放映してから再放送するのか、最初から両方同時に流すのかでは全然意味合いが違いますよね。前者だったら、テレビ界も、(映画産業と同じように) それなりの影響力を維持しながら、ずるずると生きながらえることになるでしょうし、後者だったら、一時的には儲かったとしても、長い目で見れば広告料のシフトを加速することになるでしょう。

 したがって、前者なら通常の業務提携で可能であっても、テレビ界が後者まで許すかどうかはかなり怪しいですよね。でも、IT 業界が本当に求めているのは、たぶん後者なんです。だからこそ、話し合いだけで簡単に価値観を共有することなんてできないし、逆に、ふところがいっしょになって運命共同体になれば、比較的容易に価値観の共有もできるんだと思います。だからこそ、ある程度強引な手段も必要になってくるんでしょう。

 つまり、買収によって相手にも利益を与えるといっても、それは、「これから我々はテレビを殺しますけれども、それに協力すれば、あなただけは助けてあげます」、みたいな話で、いわば関が原の小早川秀昭 (もっといい例があると思うけど思いつかない) みたいな役回りを求めているんだと思うんですよね。だから、いくらがんばっても最終的に西軍は負けると自分で思わない限り、簡単には折れないでしょう。(もっとも、一社裏切れば、たちまち各社追従するでしょうから、いつまで優位性が維持できるかは保証の限りではありませんが (^^))

 ぼくのような第三者のインターネット・ユーザーの利便性から考えれば、早くインターネットで地上波のテレビ番組が観れるようになって、テレビセットの不要な社会になって欲しいわけですから、そういう意味でもつい IT 側を応援してしまうわけです。でも、そんな社会になる必要はないと思う人だっているだろうし、テレビ局の人にだって自分の生活を守る権利はあると思うから、最終的にどのように資本や人材などのリソースを割り振るかは、市場の論理によって決めるしかないと思うんですね。だからぼくも、市場ルールの範囲内での企業防衛は認めるし、そういう意味で、今回の TBS なんかは、過半数の株主を納得させたのだから、それはそれで文句は言えないと思っています。

 ただ、もともと IT 企業はなかなかテレビに進出できないのに、テレビ局はいつでもインターネットに進出できるという不公平があるのだから、企業を買収すること自体が不道徳であるみたいなキャンペーンだけはやめてほしいんだよね (^^)。もう一つ心配なのは、IT 企業にコンテンツを提供すると、取り引きを打ち切るぞとかいって、テレビ局がコンテンツ製作会社に圧力をかけること (^^)。こういうことさえやらなければ、あとはルールの範囲内で正々堂々とぶつかりあえばいいんじゃないかな、と今のところは思っています。

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