« マッコウクジラ | トップページ | プログラマ的文化・制度論 »

朝生改憲編

 改憲論がテーマだというので、つい朝ナマを最後まで見てしまい、寝不足になってしまいました。でも、結局議論としては最後までたいして盛り上がらなかったですね。

 その最大の理由は、武見氏も認めるように、自民党案の完成度があまりにも低かったということにつきるようです。特に、「国を愛する責務」などというのは、保守派の学者連からもたいして支持されない始末で、一人で自民党の公式見解をしゃべっている中谷氏がほとんど○○に見え、ある意味お気の毒でした(^^)。

 結局、ああいう文句っていうのは、一部右翼支持層向けのウケ狙いで、「本当は入れたかったんだけど、民主党の○○共が反対するんで入れられなかったんだよ」って言うために入れてあるだけなんじゃないかと (実際、村田氏や森本氏もそれを匂わすような発言をしていた)、ぼくなんかは邪推してるんですけど(^^)。

 そんなわけで、自民党は戦後ずっと自主憲法制定を党是としてやってきたわけだけど、何十年たってそれが実現しそうになったときには、彼らがずっと考えていたことはすでに時代遅れになっていた、みたいな感じがしました。民主党の枝野氏なんかも、「自民党は自分たちが戦後やってきたことにもっと自信を持て」みたいなこと言っちゃってましたけどね。

 だから、あれはもはや右翼的なロマンティシズムにすぎないんじゃないのかなあ。右翼だからってリアリストだとは限らないわけですからね。 自衛「隊」を自衛「軍」にするみたいなところにこだわるのだって、そう考えれば納得がいくじゃないですか。ちょっと北田さんちっくだけど(^^)。

 昔は、憲法というと、西部さんみたいに、国家が先か民主主義が先か、みたいな本質論に持ち込むのが好きな人がいましたけど、今回はそういう人もいなかったようです。いい加減、保守派の人も、文化的な共同体としての国家、みたいな発想の限界に気づき始めたのかもしれません(^^)。

 そう言えば、昔は田原さんから見て左がサヨクで右がウヨクという感じだったのが、今回は視聴者から見て左がサヨク (じゃなくて今はリベラルと言ったほうがいいかもしれませんが) で右がウヨクという配置になっていたのは、何か理由があるんでしょうかねえ。田原さんのすぐ隣が定位置だった、森本・姜両氏も真ん中辺に移動していたし。ま、どーでもいいことですけど(^^)。

|

« マッコウクジラ | トップページ | プログラマ的文化・制度論 »

ジャーナリズム」カテゴリの記事

テレビ」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

法律」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/67762/6905131

この記事へのトラックバック一覧です: 朝生改憲編:

« マッコウクジラ | トップページ | プログラマ的文化・制度論 »