構造計算書
この事件はどうも腑に落ちないことがたくさんありますが、一番おかしいのは、あんな簡単な偽造をだれも見抜けなかったということですよね。
そこにはなんかカラクリがあると思うのですが、その究明はマスコミの皆さんにがんばっていただくことにして、ぼくみたいなソフト屋が素朴に疑問に思うのは、なんでわざわざデータを紙でやりとりしているのかということ。
検査会社の人は、「手口は巧妙であり、通常なら気づかない」とか言ってるけど、話を聞く限りでは、財務諸表の合計欄だけ書き換えたみたいな幼稚な偽造じゃないですか。元データをソフトに打ち込んで再計算すれば、エラーがでるわけでしょう。だったら、電子化したデータ (に改竄防止のための電子署名でもつけてもらって) を直接受け取れば、一発で判定できるじゃないですか。なんでそういうシステムにしないのが、不思議でしょうがないんですけど。
自慢じゃないけど、今どき、翻訳業界ですらもうちょっと自動化されていますよ(^^)。
後記:などと思っていたら、かの奥村晴彦氏 (「C言語による最新アルゴリズム事典」愛用してます(^^)) のこんなコメントを見つました。やっぱり、情報系の人は同じような発想をするのですね(^^)。
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