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Dictionary of British Education

 私立の学校を public school と呼んだりするイギリスのわけのわからない教育制度を読み解くのに絶好の辞書を発見しました。これを読んだら、"level 1" みたいな用語法に対する疑問が氷解しました。

 ちなみに、eBooks.com という店に行くと、この本の電子書籍版が手に入ります。この店は、amazon.com みたいに、購入してからダウンロードできるまでの間にタイムラグがないので、お急ぎの方にはお勧めです(もっとも、amazon.com のリンクから買ってもらったほうが、ぼく個人は儲かるのですが(^^)。

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航空英和辞典

 偶然見つけたんだけど、この「航空英和辞典」っていうやつ、妙に翻訳者の購買欲をそそりますね。だいたい、こういう現場の人が作った辞書には、普通の辞書に載ってない情報が含まれていることが多いのです。カバーに書いてあるタイトルは「航空英和辞」なのに、説明のテキストでは「航空英和辞」になってるところも、なんだかすごい(^^)。でも、Amazon.co.jp とかで検索しても出てこないんですよね。直販でないと買えないのかなあ。

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お詫び

 トラバスパムが鬱陶しいので、どんどん投稿規制をかけています。ココログのシステムでは、IP でしか規制できないので、固定 IP でなかった場合には、善意の人まで巻き添えを食う可能性があります。かと言って、残念ながら、頻繁にチェックしてトラバを整理したりするヒマはないので (コメントの整理などをする気はハナからない(^^))、最悪トラバの公開もやめちゃうかもしれません。ごめんね。

 早く電子署名が普及して、特定の認証局に認証された電子署名がないと投稿できない (かつ、投稿者のプライバシーは守られる)、みたいなシステムにしてくれたらいいのに、と思いますけどね。今後、ブログのシステムがどう進化してゆくのか、注目していきたいと思います。

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また「爆笑問題のススメ」が…

 久しぶりにハードディスクに予約録画した番組をチェックしていたら、ここ数週間の「爆笑問題のススメ」が入ってないことに気づきました。もしやと思ってホームページを調べたら、案の定また放送時間が変わってる。日本テレビ圏内は 1 時間ぐらい繰り上げになってたんですね。悲しい。

 ハードディスク・レコーダー (というか、ウチではパソコンとチューナー・ボードと録画用のソフトだけど) は確かに便利だけど、これが放送時間の変更を自動で認識して録画時間を変更できたりしたら、もっと便利だと思うんだけどな~。日テレなんか、ただでさえナイターのせいで時間変更が多いんだから、いつも 1 時間ぐらい余分に録画しなきゃなんなかったりして、大変なんですから。誰も作ってくれないなら、自分で作っちゃうぞ (そして、シェアウェアで売り出しちゃうぞ(^^))。

 なんて、書いてから調べてみたら、やっぱりできてたんですね、番組追跡録画。しかも 1 年も前じゃん (調べといてよかった。じゃないとえらいマヌケだったね(^^))。これなら、ソフトでもありそうですね。今度探してみます。

 そういや、昨日の報ステでやってた、モーター・パラグライダーから撮った映像は、完全に宮崎駿の世界の実写版でしたね~(^^)。トトロが傘さして飛んでんのかと思ったもの。あれは楽しそうですね。やってみたいなあ。

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なんでアンクル・サムやねん

 E 田先生のブログで見つけたアドルノの F 尺度のページ、自分でも測定してみました。結果は、2.56666666666666…「あなたは『自由主義者』です。 自己中心的、相対主義、即時志向、感覚主義、快楽志向が特徴です。」 やったー、オレは E 田先生より自由主義者だぞ、なんて、自慢することじゃないか(^^)。

 内訳は、

  • 因襲主義: 3
  • 権威主義的従属: 2.8
  • 権威主義的攻撃: 2.571428571428
  • 反内省性: 2.75
  • 迷信とステレオタイプ: 2.5
  • 権力と「剛直」: 2.125
  • 破壊性とシニシズム: 3
  • 投影性: 2.6
  • 性: 2.33333333333…

わりと平均して低いです。

 もっとも、設問には結構どう答えてよいか悩むものが多かったです。たとえば、

  • 権威に対する尊敬と従属は、子供が学ぶべき最も重要な美徳である。

従属はしなくてもいいけど、多少の尊敬は必要じゃない? というオレは、どっちなの?

  • 実業家や工場経営者は芸術家や大学教授より社会にとってはるかに重要な存在である。

「社会にとって重要」の定義は? 人数で言えば、前者の方がはるかに多い (ん、今はそうでもないか?) だろうから、そういう意味では前者の方が「重要」だろうし、逆に、一人当たりの重要性で言えば、後者の方が「重要」ってことになるし…

  • この世には人間の頭脳では決して解明されないようなことが沢山ある。

「沢山」って、どのぐらいだったら沢山なの? そもそも問題として認識されていないようなものとか、原理的に解けないと「わかった」問題とかはどうなるの?

  • 若者たちは、時として反抗的な考えを抱くものだ。 しかし、彼らも大人になるにつれて、そうした考えを乗り越えて自己を確立しなければならない。

反抗的な考えのまま、反体制的な人間としての自己を確立する、ということもあると思うんだけど、それはそれでいいの?

  • 人間には、弱者と強者の二種類しかいない。

そりゃ、なんらかの尺度で「弱者」と「強者」に分類すれば二種類になるだろうし、「弱者」と「中間」と「強者」に分ければ三種類になるだろうし、もっといろんな観点で分類すればもちろんいろんな分類ができるだろうし、だからなんなの?

  • 戦争や社会問題は、大地震や大洪水など他の要因によって全世界が崩壊することで終止符がうたれるだろう。

なんとなく聞きたいことはわかるけど、崩壊 (して人類が滅亡) すれば終止符がうたれる、っていう命題は、論理的には間違ってないですよねえ。ただ、実際には崩壊しないかもしれないし、他の方法によっても終止符がうたれうるかもしれない、ってだけで。

  • 混乱を防ぎ、秩序を保つには、ナチスのように何らかの伝統的権威を利用するのが一番よいことだ。

「ナチスのように」っていうのがまた曖昧。ナチスのやったのとそっくり同じことをやれば「ナチスのように」なのか、それとも、伝統的な権威を利用することは、すべて「ナチスのよう」なのか。伝統的な権威をまったく利用しない、ということもありえないと思うんですけど。

  • 人間の本質が今日のようなものである限り、常に戦争と対立は存在しつづけるであろう。

「武力による国家間の戦争」はいつかなくなるだろうと思っているけど、対立のすべてがなくなるとはまったく思っていないオレはどっち?

  • 慣れすぎは侮りのもとである。

慣れ「すぎ」という言葉自体が、なんらかの閾値を前提としているのだから、どんなに慣れても絶対に侮りは発生しない、という人以外は、すべて賛成になっちゃうのでは?

  • 真の日本文化を守るには、なんらかの強い力が必要である。

これも、強い力で守らなきゃなくなっちゃうようなものは、真の日本文化とは言えねえだろう、とかそういう疑問はあるんだけど、仮に、カッコづきの「真の日本文化」を (無理矢理) 守るという前提を正しいと認めるなら、それは「強い力」が必要かもしれないなあ、とは思うよ。あと、「強い力」ってのも曖昧。権力? 暴力? それとも単なる個人の努力まで含まれるの? 個人が文化を守ろうとして努力するのはいくらなんでも個人の自由だと思うんだけど?

まあ、これがアドルノさんのせいなのか、翻訳者さんのせいなのかはよくわかりませんが。(すんません。「自由主義者」なんで、アドルノさんの「権威」を尊敬する気もたいしてないです。はい。)

 それにしても、なんでイラストがアンクル・サムやねん! しかも、これはアメリカで志願兵を募集するときに使った、「アメリカは君を必要としている!」みたいなポスターのやつでしょ? このサイトを作った人も、そうとうシニカルな人なんだろうね(^^)。

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時期尚早だから

今みたいなたかびーな態度がとれるんじゃないのかな~。時期尚早でなくなったときには、誰も高値で買ってくれなくなるかもよ。今は自分の方が高値が付いてるかもしれないけど、自分の値段ははどんどん下がっていき、相手の値段はどんどん上がっていく、のかもしれないんだからねぇ(^^)。選り好みしすぎて婚期を逸した人みたいにならないように、なんて、もちろん余計なお世話ですよね(^^)。

 真面目な話、才色兼備のお二人が結婚してくれれば、世の中全体にとってもいいことだとぼくなんかは思うのですが、だからと言って強制するわけにもいかないし、余計なことを言われれば言われるほどかたくなになるプライドの高いお嬢さんだから、こっちも気を使うのです。

 「迫り方が強引過ぎていやだ」みたいなことを言われて、「強引に迫らなかったら振り向いてもくれないだろう」なんてことは一言も言わず、ひたすら迫り続ける男を見ると、つい応援したくもなるしね(^^)。社会の生産力を高めるために結婚を奨励する結婚奨励金みたいな制度もあるのですが、本人が「お金なんかいらない。イヤなものはイヤ。家柄も趣味も性格も何もかも違うのに、うまくやっていけるはずないわ」とか言われてしまえば、それ以上無理強いはできないし。

 まあ結局は、「あいつもうるさい事ばかり言ってないで、早く結婚すればいいのにな~」みたいな陰口をたたかれながら、だんだん魅力を失ってゆく、みたいなことになるのかもしれません。もちろん、だからといって悪いとは言えないし、その男と結婚していれば必ず幸せになっていたかといえば、そんな保証もできません。また、彼女は単に優柔不断なのではなくて、本当は心に秘めた人がいる、とか、実は密かに若返り法みたいなものを研究していて、永遠に老け込まない自信がある、という可能性もないではないので、野次馬としてはこれ以上は踏み込みません。だけど、こっちだってよかれと思って勧めてるのだから、あんまり人を悪者扱いしないでくださいね(^^)。(オレは見合い斡旋好きのおバハンか(^^))

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バーナンキ氏の記事

 Foreign Policy という雑誌のサイトに、バーナンキ氏関係の記事がやたらと出てますね。バブル崩壊の時の日銀の対応は、世界恐慌のときのアメリカの対応にそっくりだ、みたいなことも書いてます。それじゃ、日本は 60 年遅れかいっ(^^)、みたいな。

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こんどは IH 調理器ですか…

 「やっぱりあぶない、IH調理器」 という本が結構話題になっているようですが、失礼ながら、著者のお名前を拝見すると (って、ここだけ敬語にしてもダメか(^^))、つい眉に唾をつけたくなってしまうのは私だけでしょうか。まあ、週刊金曜日とかでは、かなり前から電磁波の問題をひつこく言ってきてましたからねえ。その延長ということなのかなあ。

 もっとも、ぼくも IH 調理器は愛用しているので、本当に危険なら、ぜひ教えてもらいたいところではあるのです。だって、ホットプレートよりは全然加熱が早いし、それでいてガスよりは火の調節が簡単で (火事とかの) 危険も少ないですもん。その上、タイマーも使えるから、時間を決めて煮物を煮込むのとかも楽だし。

 やっぱりここは、日垣隆大先生にご登場あそばして、ぜひ真相を明らかにしていただきたいですねえ(^^)。

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「子供、ほしいね」の DVD 化を切に望む

 三谷幸喜さんの出世作としては、「やっぱり猫が好き」が有名なんだけど、ぼくは密かに、同じくフジテレビの深夜枠でやっていた「子供、ほしいね」の方が好きだったんだけどな~、と思っていたのです。けれども、この番組を知ってる人すらあまりいないので、この話をしても共感を得られることがあまりなく、ずっとさびしい想いをしていたのでした。

 ところが、なにげに Wikipedia を検索してみたら、いつの間にか「「やっぱり猫が好き」ほどのヒットとはならなかったが、近年では三谷幸喜ファンを中心に人気が再熱してきている。 」って書いてあるじゃないですか。やっぱり同じようなことを思ってる人がいたんですね~、と勇気百倍したのでした(^^)。

 この番組も、「猫」と同じくゆる~い演出で、結構アドリブが多いみたいなんだけど、 妻役の工藤夕貴さんの天然ボケもさることながら、夫役の大高洋夫さんがすっごくうまかったんだよね。あと、たまに三谷さん本人が工藤さんの兄役で出てきて、これも後年のインタビューとかと同じ調子で、めっちゃ変でおかしかったです。

 まあ、ほのぼのした感じが独身男にとっては癒しになったというのも否定しないけど(^^)、奥さんに隠れてスケベビデオを見るというだけのネタで 30 分ひっぱる話なんか、その構成力のすごさには今でも驚きますよ。後年「友の死」みたいな構成力の力技をやってのける片鱗を感じさせます。

 この番組のビデオ、VHS のテープに撮りためてあって、今でもときどき取り出して観てはオヤジ一人で薄気味悪く大爆笑してるんだけど、VHS じゃ場所とるし、いい加減テープもよれてきてるから、早く DVD 化して欲しいんだよね~。お願いしますよ、フジテレビさん。

 ちなみに、高橋幸宏さんが「A DAY IN THE NEXT LIFE」の中で Neil Young の「Only Love Can Break Your Heart」をカバーしたのは、絶対この番組のせいに違いないと思ってます(^^)。違うかなあ。

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絶対資本主義って何?

 ZAKZAK さんの記事に出てたんだけど、この「絶対資本主義」って言葉、ぼくは不勉強なせいかあまり聞いたことないんですけど、ちゃんとした定義があるんでしょうか(^^)。Google で検索すると、32 件ぐらいはヒットしますが (ちなみに、"absolute capitalism" だと 543 件) 。ちゃんとした定義があるんだったら、勉強しとかないといけないですね(^^)。

 「絶対」という言葉の雰囲気で言うと、映画の「エイリアン」に出てくる、"perfect organism" みたいなもんなのかもしれない(^^)。でも、そういう意味では、アメリカ人だって perfect にはほど遠いと思いますけどね。だからこそ、人間って面白いんじゃないでしょうか。

 そういや、asahi.com さんによると、「量的緩和、来春にも解除」だそうですが。でも、他の新聞のサイトにはそんな話出てないんだよね。どーゆーこと?

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国際郵便比較

 この「送料の虎」というサイト、かなり便利ですね。宅配便の料金比較サイトなら、昔からいろいろあったけど、このサイトはかなり徹底してます。普通の宅配便だけじゃなくて、バイク便やレジャー便や空港宅配便の比較もできるし、梱包用のダンボールの比較までやっています。

 今回利用したのは国際郵便の比較なのですが、送り先と外形と重量を入力しただけで、郵便から宅配業者から航空便から船便までの料金を全部一括で表示してくれるのには感心しました。この手のサイトの決定版かもしれませんね。

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Zinio Textbook

 雑誌を電子化してオンラインで販売している Zinio というサイトがあって、わりとよく利用しているのですが、このサイトが Mc-Graw Hill と組んで、大学生用の教科書の電子化を始めたようです。気が付かなかったけど、今年の 8 月頃からやっていたようですね。こういう教科書とか見ると、ついワクワクしちゃいますよね。

 フォーマットが、Adobe Reader でも Microsoft Reader でもない独自フォーマットなので、他の電子書籍ショップではあまり買えない本も多いようです。

 このフォーマットのいいところは、表示イメージが印刷版に忠実なことでしょうかね。そういう意味では、MS よりは Adobe に近いです。あと、操作が直感的で、本当にページをめくってるような感じで読めること。拡大縮小もワンクリックで非常にシンプル。それでいて、テキスト検索もできるし、目次にはハイパーリンクが埋め込まれていて、ワンクリックで対応するページに飛べます。

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借金 VS 現金

 asahi.com さんの経済気象台で、現金 (自己資本) で企業を買収するのはいいが、借金で買収するのはよくないみたいなことを書いてますが、ぼくは、これは論理が逆ではないかと思います。

 むしろ、余ったキャッシュで買うほうが、使途の制約が少ない分、恣意的にいい加減に使われやすいんであって、企業の「公益性」を重視するなら、パフォーマンスに厳しい制約のある融資金のほうがよい結果につながると思うんですが。(まあ、ライブドアの時の MSCB みたいなのはちょっと微妙な問題なので別にして。)

 デットとエクイティの違いは、資本家側から見れば、デットの方がローリスク・ローリターンで、エクイティの方が、ハイリスク・ハイリターンであるということですよね。だから、逆に経営者から見れば、デットの方がハイリスクで、エクイティの方がローリスクということになる(このリスクという言葉の使い方はあまり厳密ではありませんが(^^))。だから、経営者にとっては、デットの方があまり危ない使い方はできなくて、堅実な運用を迫られるということになるはず。

 この記事を書かれた方は、おそらく、LBO みたいなことを危惧されているのだと思いますが、LBO が濡れ手に粟の大儲けになるのは、市場価値と実際の企業価値との間に乖離がある場合だけでしょう。だいたい、担保分しか価値のないような企業ではしょうがないんで、それでは、みなさんのお好きな「人的資本」はほとんど企業価値に寄与していないということになってしまうではないですか。(もっとも、確かに放送局ってみんな PBR あんま高くないですよね。1~2 倍ってとこですか。まあ、借入金が少ない(財務レバレッジが低い)、ということかもしれませんが。)

 どうも、まだまだ企業価値と市場価値に大きな乖離のあった時代の感覚で考えていられる方が多いような気がしますが、この乖離はだんだん狭まっていますし、また、狭まっていくような政策をとっていくべきだと思います。それが、健全な市場への一番の早道だと思うのですが。

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萌えるダイエット

 「もえたん」にはじまる「実用萌えシリーズ」の新作は「萌えるダイエット」らしいです(^^)。

 でも、この目次見ると、実用目的とゆーより、ほとんどネタ化してません? 「アニメを見ながら踏み台昇降!」とか、「 萌え歌ウォーキングで有酸素運動!」とか、とてもマジメに言ってるとは思えないですよね(^^)。

 ってゆーか、外でふつーに運動しろぉっ! ってゆーつっこみを待ってませんか? この人たち(^^)。

 そーやってなんでもすぐネタにするから、北田先生に怒られるんです。ってそーゆーことじゃないか(^^)。

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もし、靖国参拝が…

本当に小泉さん個人の私的な信条に基づくものであるなら、変装してお忍びで行ってもいいはずですよね。。。でも、あの髪型では、どんな格好してもバレバレか。(^^)

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「社長運転手論」について

 「ぼぼ日」の「ダーリンコラム」で、糸井さんが社長を運転手にたとえて会社について論じていますが、岩井本をプッシュしている「ほぼ日」らしく、法人資本主義論寄りのたとえになっているので、これを、株主資本主義の側から見るとどうなるか、という補足をしてみましょう。

 まず、バスを買い取って乗り込んできた人が、まともな判断力のないただのバカみたいに書かれていますが、乗客については平均的な判断力を想定していながら、その人だけはバカに決まっているみたいな書き方をするのは不公平で、彼だって、バスが事故を起こせば大損害だし、自分が死ぬかもしれないわけだから、そのような事態はできるだけ避けようとするに決まっています。したがって、彼が自分で運転すると決め付けているのもおかしくて、もし自分が運転手より運転が下手だと思えば、わざわざそんなことはしないでしょう。

 また、運転手の運転能力は過去の実績で担保されるが、バスを買った人の能力はまったく未知数であるように書かれていますが、そもそも、何の実績もない人に、バスぐらいは買えても、大企業を買うことなどできません。

 もし、会社を買った人が、古きよき時代の王様とか大富豪とかのドラ息子で、なんの努力もせずに受け継いだ金を使っているだけなら、そういうこともあるかもしれませんが、現代において大金を動かしている人は、ほとんどが資金運用のプロです(数少ないドラ息子の生き残りだって、自分で運用している人などまれで、ヘッジファンドのようなプロに運用させている例がほとんどでしょう)。現に、堀江氏にしろ村上氏にしろ三木谷氏にしろ、大富豪の息子などではなく、自らの実績によって大金を動かせるだけの信用を身に着けてきた人たちで、現代においては、大金を動かせるということ自体が、ある種のクレディビリティを表している、と考えるべきでしょう。

 つまり、運転手が運転のプロなら、バスを丸ごと買うような人は、運転手に後ろから指図するプロなのです。もちろん、運転手があまりに下手糞だと思ったら、クビにして別の運転手を雇うかもしれないし、これなら自分の方がマシだと思えば、自分で運転をしてしまうかもしれませんが、そういう判断を含めて判断のプロなのです。もちろん、その判断が間違うことだってあるでしょう。しかし、それは運転手の運転についてだって言えることです。

 さらに忘れて欲しくないのは、バス自体が無傷だからといって、そのバスがこれまで無事に走ってきたとは限らないということです。そもそも株主資本主義がこれだけ注目をあびたのは、過去において、バス自体さえ無事ならバスの中も外もどうなってもよいと考えるような運転手がたくさんいて、排気ガスを撒き散らしたり通行人を平気でひき殺したり、さらには、佐高さん (が嫌いなら奥村宏さんでもよいが) とかがよく言っていたように、乗客イジメみたいなことまでしてきた、という事実があったからだったはずです。

 だからこそ、バスの外の利害を代表する人が運転手に指図する必要がある、というのが、コーポレートガバナンスということの意味だったわけでしょう。そして、前にも書きましたが、コーポレートガバナンスが株の持ち合いなどによりないがしろにされてきたことによる害をどうやって防ぐか、という制度的なアイデアは、岩井本の中にはまったく書かれていないのです。(この本には、それ以外にも疑問点がたくさんあるというのも、前に書きました。)

 「感じ」を大事にしたいという糸井氏の発言について、決め付けるような言い方でたいへん申し訳ないですけど、ひょっとして、氏の「感じ」の源泉になっているのは「よい会社」だけだったりしませんか? 現にうまくいっている会社にとって、コーポレートガバナンスがさして重要に思えないのは当然なのであって、もっと、世の中にゴマンとある「ひどい会社」のこともイメージすべきではないでしょうか? (このへんに、糸井氏と自分との経歴の差を感じてしまうのは、ヒガミでしょうか(^^)?)

 たとえば、ちょっと「ヒドイ」会社なら、自分が心血を注いでやって、絶対成功すると思っていた仕事が、何もわかっていない上司や社長によって打ち切られてしまう、なんてことは珍しくないですよね。あるいは、人事異動で、自分の望まない部署や上司の下に配属されてしまうなんてことは日常茶飯事ですよね。そのときに、社員である自分がその命令を受け入れなければならない理由は、最終的には、社長が会社の金を運用している側で、その金で自分の労働時間を買われているということに尽きるんじゃないんですか? それなのに、なぜ、「仕事は担当している社員のもので、上司や経営者のものではない」みたいな「仕事社員主義」的な主張をする人がいないんでしょうか。

 単に金を持っているだけで、能力のないヤツに会社を買われてしまう危険を言うなら、単に金を持っているというだけで、能力もないのに勝手に会社を作ってオーナー社長になってしまう身の程知らずはもっとたくさんいる、ということも言わなければ不公平でしょう。株式会社を作るための資金的なハードルは、上場企業を買収するための資金的ハードルよりずっと低い、ということもお忘れなく。(そういう会社で働いていて、上場してくれたら、もっともののわかった経営者がきて、給料もよくなるかも、と思っている人だってけっこういると思いますよ。)

 結局、どこの世界でも、就くべきでない人がポジションについたり、誤った判断をしたりということは一定確率で起こるし、それがまったくなくなることもないでしょう。ただ、どうしたらそういうエラーによる被害を最小限に食い止められるか、ということが、システムを設計する側の問題だと思うのですよね。そういう意味で、法人資本主義が株主資本主義に勝っているとは、私にはどうしても思えません。

 ぼくがつくづく不思議に思うのは、仕事を切られそうになった会社員だって、「お願いです、続けさせてください!」程度のことは言えるのに、なぜ、買収されそうになった経営者の方々は、「この会社を私以上にうまく経営できる者はいません。どうか私に任せてください!」ぐらいのことも言えず、「お前みたいな部外者に口出される言われはねえ!」みたいな子供みたいな反応しかできないのか、ということです。それで資本家を説得できてこそ、プロの経営者というものじゃないんですか。でなけりゃ、結局自分だって金の力だけが頼りだってことじゃないですか。違います?

 ちなみに、ぼくはよく理屈っぽいと言われますが、それはむしろ、自分の直感を重視して、どんなに理屈に合わない直感にでも無理矢理理屈をつけようとするからなのであって、自分では自分は直感派だと思っています(^^)。生意気なことばっか書いてすみません(^^)。

 あと、感情論でないことを示す傍証として付記しておくと、ぼくは野球も好きですけど、純粋に番組の好みだけで言えば、全放送局の中でもフジテレビの番組が最も好きだと言っても過言ではありません。これは、今でもそうです。

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公共性にもいろいろある

 世論の動向を見て日和っていると思われるのもなんなので、私がなぜ LF 問題ではどちらかというとライブドア寄りの立場をとったのに、阪神上場問題については中立的な立場をとっている理由を補足しておきます。

 そもそも、どちらの問題においても、単純に市場原理に任せられない理由として、「公共性」という言葉がキーワードになっていまよね。簡単に言えば、私は、放送界と野球界では公共性のあり方が違うので、公共性を担保するため方法も違うと思っているということです。

 放送界の場合、公共性が重視される主な理由は、地上波のチャンネル数が有限かつ少数だということにあります。そのため、各チャンネルの使用権を独占している放送局は、そのチャンネルが特定の個人・企業・政治団体などのために使われないようにする必要があるわけです。

 けれども、「放送と通信の融合」が本格的に実現して、チャンネル数の制約がなくなってしまえば、個別の放送局の公共性にはばらつきがあっても、システム全体として公共性を担保することができるだろうと思うのです。それが、放送界については、市場的な解決策が有効であろうと考えている理由です。

 一方、野球界の公共性というのは、放送界のそれとは違って、主に外部効果の大きさに起因しています。詳細は前に一度書いたことがあるので、物好きな人は探してみてほしいのですが、私は、野球界の公共性を制度的に担保するためには、野球界全体での利益分配方法からはじまってかなりドラスティックな改革が必要ではないかと考えており、単に個別の球団を市場化するだけではたいした効果がないし、弊害も多いだろうと考えているのです。

 たとえば、仮に株をファンに分けるにしても、必ずしも上場する必要はなくて、地元の住民限定で私募するみたいなことをすれば、地域密着にも役立つだろうし、さらに、地方自治体や地元の商店街の業者さんなんかに優先的に持ってもらえば、球団と地域の利害を一体化させる(外部効果を内部化する)のに役立つかもしれない。今現在のことはともかく、将来的には、そういう方向性の方が理想的ではないかと思っています。

 ついでに言えば、一般論ではなく個別論としも、フジテレビという会社(だけではないけど)が、自分で言うほど公共性を重んじている会社だとはとうてい思えなかった、というのも私がライブドア寄りに立った理由の一つではあります。

 私は、もしメディアにとっての公共性ということを本当に厳しく追及するのであれば、放送局は番組制作会社とも出版社ともレコード会社とも版権管理会社とも資本関係を持たずに、単に放送時間を切り売りするというメディアの役割に徹しなければおかしいと思うんですね。

 現在のように、放送局が映画会社や出版社と組んで「XX 製作委員会」などというものを作り、製作した映画をニュース番組の枠内で宣伝するなどというのは、それこそ公共メディアの私物化以外の何者でもないんじゃないですか。

 ただ、私はそういう問題点も、将来的には多チャンネル化や市場化によって解決されうると思っているので、そういう個別論にはあまりこだわらず、制度的な原理原則を重視する立場に立ったわけです。

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キムチ納豆初体験

 そうそう、昨日生まれて初めてキムチ納豆を食べましたが、なんかびみょーな味でしたねー。両方とも個性の強い味だから、相方につぶされてはいないけれども、かといって、お互いひきたてあうところまでは行っていないとゆーか。

 例えて言うと、明石家さんまさんと所ジョージさんがいっしょに出てる番組、みたいなもんでしょうかねえ。松本人志と太田光のコンビ(って、共演したことすらないけれども)ほどにはツブし合わないけど、かといって、ダウンタウンのように、1+1 が 3 にも 4 にもなるというところまでは行ってない。だから、目の前にあれば食べるけれども、自分から積極的に食べに行く味ではなかったなあ。

 あんまりいい例えじゃない? 上田晋也くんならもっとうまい例えを考えてくれるんでしょうけども、ぼくの力ではこの程度です。おそまつさま(^^)。

 同じキムチで言えば、キムチ炒めの方が大発明じゃないっすか。キムチを炒めただけで、あんなに旨みがでるとは思わなかった。あの味には感動しましたね。

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上場がいいとは必ずしも思わない、が…

 ぼくは、堀江さんや村上さんが言うように、球団を上場することが制度的によい結果を保証するかについては (LF 問題のときとは違って) わりと懐疑的なんですけど、少なくとも、現在プロ野球機構側にいる方々が、球団上場という案が原理的に間違っている、というような批判をするのは、いくらなんでも変だと思うんですね。

 だって、どこの馬の骨かもわからない投機家が大株主になって、日本の貴重な公共財であるところの野球文化を破壊する可能性がある、ということであれば、何も、球団単体での上場に限らず、親会社が上場されていてもそういう可能性は十分あるわけでしょう。現に、村上さんの登場により、そういうことが危ぶまれているんじゃないですか?

 だから、そういうことを言い出すと、そもそも上場企業たる阪神電鉄が球団を持っていること自体が間違いだ、ということになってしまうわけで、上場企業は一切球団を持てない、ということにしなければ筋が通らないはずです。

 確かに、野球協約の第 28 条や第 31 条は (日本プロ野球機構のサイトには野球協約が見当たらないのに、選手会のサイトには公開されているというのも、両者の意識の違いを表しているようで面白いですね(^^))、明らかに球団がプライベート・カンパニーであることを前提としているように読めますが、村上さんの言うように、持株会社にしてしまえば、このような規定は技術的にクリアできてしまうんですよね。だって、そのような持株会社と、現阪神電鉄のような上場された親会社の間に、際立って形式的な違いがあるわけではないのですから。

 したがって、もし日本球界や阪神球団がこれまでうまくやってこれた(かどうかも必ずしも万人が納得はしないとは思いますが) とすれば、それは制度よりも、日本球界の文化や伝統であるとか、阪神電鉄の社内文化の連続性みたいなもののおかげなんだから、もし上場に反対するのであれば、その事実性に立脚して、だから今の体制をむやみ変えるべきではない、というふうに主張すべきだと思うのです。

(あのー、ぼくは、制度より文化的連続性が優先されるべきだ、などとは、一言も言ってませんからね。もし反対するのであれば、そういう論法でなければ筋が通らないはずだ、と言っているだけです。誤解のないように。)

 また、そういった文化的な遺産もいい加減食い潰されかけている現在において、新しい制度的な提案をするというのは、決して悪いことではないのだから、そういう人を「偽善者」呼ばわりするなどというのは明らかに行き過ぎで、程度の低い誹謗中傷合戦を誘発するだけでしょう。ま、それが狙いなのかもしれないけど(^^)。

 もっとも、現在のように、事実性において球界を半私物化している方々に対抗するための武器として、上場が役立つことは否定できないと思いますが、その武器は、野球界にとって、必ずしもよい方向にだけではなく、悪い方向にも使われうるんで、繰り返しになりますが、純粋に制度の問題としては、必ずしもよい結果を保証しないのではないかな、と今のところは思っています。

 逆に、制度的な良し悪しなんてどうでもよくて、ただ今現在その「武器」を使いたいだけなんだ、という意見もあるかもしれませんけど、その場合には、その「武器」を持つ奴が、事実性として野球界の味方なのか敵なのか、ということが問題になってくるわけですよね。ぼくには、さすがにそこまでは責任持てないので、なんだか煮え切らない言い方で逃げておくことにします(^^)。

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激安バッテリー、だと思ったのに…

 ノートパソコンのバッテリーがへたってきたので、ebay で激安バッテリーを BUY してみたのですが、う、動かない…。バッテリーヘルスには問題がないという表示が出るのに、電流、電圧、電力すべてゼロ。しかも、残容量が 5% 以下なのに充電も開始されない。

 Brand New とか書いてあって、たしかにメーカー純正品には違いないようなのですが、そのままビニール袋に入れてあるだけで、パッケージも何もないんだよね。だからちょっと出所が怪しいです。盗品とかだったらやだなあ…(^^)。

 いちおう返品は受け付けてるみたいだから、頼んでみますけど、どうなることやら。欲張りすぎるとロクなことがない、みたいな結末にならなきゃいいけど(^^)。

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Excel の用語集を MultiTerm IX にインポートする方法

 MultiTerm の用語集のインポートには、ちょっと注意しなければならない点があって、もう何度もひっかかっているのですが、そのたびに忘れるので(歳だね)、メモしておきます。

 MultiTerm IX 自体のインポート機能では、XML 形式の用語集しかインポートできないので、それ以外の形式の用語集を取り込むには、MultiTerm Convert というユーティリティを使う必要があります。

 注意しなくてはならないは、このどちらのツールにも、フィールド名をマッピングする機能がないので、コンバートをかける前に、インポート先の MultiTerm 用語ベースの定義に合わせて、インポート元の Excel スプレッドシートの列見出しを変更しておく必要があるということです。

 たとえば、英和のバイリンガル用語ベースだったら、列見出しを [English] と [Japanese] にしておく必要があります。ややこしいことに、MultiTerm Convert には、[インデックスフィールド] を指定する機能があるんだけど、これで [English] とかを指定しただけではだめなので注意。

 これ、何回やっても忘れるんだよね~。ってゆーか、そのぐらいマッピングできるようにしとけよ~。今どきそんな融通の効かないソフト、あんまないぞ~(^^)。

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辛口≠悪口

 最近、どうも朝日の書評欄の質が低下してきたような気がします(書評欄だけじゃないだろう、という意見はさておき(^^))。山形浩生さんが書いていたころがなつかしい。

 山形氏の書評は、口調は乱暴に見えても、抑えるところはきちっと抑えているので、たとえ自分が個人的に好きな作家をけなされても、あんまり腹がたたない。むしろ、そういう見方もあるよな、と納得させられてしまいます。

 これは、松ちゃんの映画評とかもそうで、ぼくは宮崎駿監督が大好きなのですが、いくら松ちゃんに「『千と千尋の神隠し』は星 0 個だ」と酷評されても、あんまり腹がたたないのね。

 これは単に、ぼくが山形浩生や松本人志のファンであるからだけではなくて、彼らの批評には、辛口批評が抑えるべき基本ポイントみたいなものが抑えられているからだと思います。いま具体的に説明してるヒマはないけど。

 これは単なる印象批評ですが(^^)、最近は、こういう辛口批評の表面だけをマネして、そういう基本ポイントを押さえられていない、言い換えれば、辛口と悪口の区別のつかない粗雑な批評が増えているような気がします。素人ならまだいいですけど、プロだったら、そういうところこそ意識しないとダメだと思うよ。

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Amazon.com の Digital Locker は更新が遅すぎる

 Amazon.com で電子書籍を購入したのだが、2 時間以上たってるのに、Digital Locker のボタンが有効にならない。FAQ には、"After you purchase your e-book, there is a delay of up to 60 minutes before the e-book link is created in your Digital Locker." って書いてあるのに(^^)。

 っていうか、そもそも、購入してから利用できるまでに時差がある理由がわからん。他の書店では、クレジット・カードの認証が済めば即ダウンロードできるところもたくさんあるのに。電子書籍の利点には、購入してすぐ利用できるということもあるはずのに、なんでこんなシステムになっているのか。

 これじゃ、締め切り直前で今すぐ資料が欲しい、みたいな時には、amazon のデジタル・ダウンロードは危なくて使えないね。

後記: 結局、ダウンロードできたのは 4 時間も後でした。すぐに読みたかったのにぃ。仕事入ってきちゃったから、しばらく読めなくなっちゃったじゃねえかよぉ。ぷんぷん(さとう珠緒の顔で)。

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Amelia は宣伝効果が大きいかも

 最近、Amelia という翻訳者コミュニティに入会してホームページの URL を掲載してみたのですが、アクセスログを調べてみたら、そこから飛んで来てる人、かなり多いですね。他にもいろんな翻訳コミュニティに登録したのですが、これまでで一番効果があったかも知れません。もっとも、まだ「新着情報」扱いだからアクセスが多いのかも知れないので、あまり断言はできませんが。

 しかし、あんまり [Japanese] のページを見る人が増えると、こんなバカなことばっか書いてられなくなるので、それはそれでヤバいような気もする(^^)。そろそろ、もうちょっとビジネスライクなページを作らなきゃいかんですねえ。

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Wikipedia Extension

 FireFox 用の拡張機能で、Wikipedia のナビゲーションを助ける、その名も Wikipedia というのをインストールしてみました。名前の通り Wikipediaといっしょに使うように最適化されていますが、それ以外の Wiki ベースのサイト (livedoor wiki とか) の入力にも使えます。Wiki 独自の構文を憶えるのがめんどーなぼくのような者には、なかなか便利。

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A9 Toolbar 重すぎ

Amazon.com でやってる A9 という検索エンジン・サイトで公開している FireFox 用のツールバーを (今さらという感じではありますが(^^)) をインストールしてみましたが、なんじゃこの重さは。タブを切り替えるたびに 1 秒ぐらいかかるやん。こんなもん使えないです。なんかいろいろややこしいことをやってそうなのはわかりますが。。。

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GLITTER を読んでみた

 亀和田武氏ご推薦のファッション雑誌「GLITTER」を読んでみたが、モデルがガイジンばっかりで、見事に生活感がない。こんなに生活感がないのが今の子の好みなのかと思ってショックであった。また婚期が遠くなった、ってそういう問題じゃないけれども(^^)。

 「LEON」を読んだときにも思ったのだが、ぼくはお金持ちに対する反感とか嫉妬心とかはほとんどない方だと思うのだが、どーしても、こういう世界には身体がついていけないのである。なにせ、吾妻ひでおの「チョッキン」とか、水島新司の「銭っ子」とか、松本零士の「男おいどん」とか、いしいひさいちの「バイト君」とかを読んで育った世代ですからね。やっぱり、こういう華やかな世界よりも、上田晋也が「ぺろーん」とか言ってたり、濱口おさむが「やったどー」とか叫んでいるのを見てるほうが、どーしても心がやすらぐんですよねー(^^)。(そういや、こういうびんぼー番組ってテレ朝ばっかだね(^^)。)

(松本零士というと、「宇宙戦艦ヤマト」のイメージで捉えている人も多いかもしれないが、彼の本領はむしろ、「男おいどん」をはじめとする四畳半モノとか、同じ宇宙モノでも「キャプテン・ハーロック」とか「銀河鉄道 999」とかの方にあって、「ヤマト」は彼としては異色の作品なのである。)

(水島新司というと、たまにコンビニで買ってしまうドカベンのプロ野球編でどーしても違和感があるのが、超高額所得者であるはずの山田太郎が、いまだにボロ長屋に住んでいることである。ってゆーか、2005 年現在、東京近郊であんな長屋の見られるところって、かなり少ないぞ(^^)。それにしても、40 代になって三冠王をとったり親子対決をしたりしていたあぶさんは、いまだに現役を続けているのだろうか。。。)

(いしいひさいち御大は、一時ホームページのほうに「バイト君」の新作を掲載したりしていて、けっこう面白かったのであるが、現在こういう世界に共感するびんぼー学生がどれだけいるのか、とも思うのである。もっとも、「銭金」とか見てると、ある種のネオびんぼーフリーターみたいなのは結構いるようであるが(^^)。)

 言っておくが、これはあくまで、肉体に染みこんだ感性の問題であって、決して私に向上心が欠如しているからではない。文句あるか。

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え? チョークって食べられないの?

 「中学校のお茶にチョーク粉、生徒14人が腹痛など訴え」という記事を読んで驚いてしまった。と言っても、最近の子はモラルが低下して、とかそんなことが言いたいわけじゃなくて、ぼくが中学生の頃、「チョークはカルシウムだから食べられるんだよ」とまことしやかに主張する友達がいて、子供は馬鹿だから、ホントだかウソだか確認もせず、みんなでぼりぼりチョークを食べた経験があるからだ(^^)。ちなみに、それでお腹をこわした子はいなかった。昔の子はお腹が丈夫だったのか、それとも、昔のチョークと今のチョークとでは成分が異なるのか、真相は定かではない。

 まったく、今思うと当時はみんなめちゃくちゃなことを平気でしていたし、それがたいした騒ぎにもならない時代であった。子供の頃住んでいた家は、原宿・代々木近辺だったので、当時できたばかりのパレフランセで「ドロケイ」という遊びをして、エスカレータとエスカレータの間の透き間を滑り台のように滑り降りたりして、警備員に追いかけられたり、あの代々木の国立競技場のうねうねした屋根にのぼってしまい、警備員に追いかけられたり、これは伝聞なのだが、当時できたばかりのあのラフォーレ原宿の外壁をよじ登って、やっぱり警備員に追いかけられた奴までいたらしい。今考えると、誰か死んだり大怪我をしたりしていてもちっともおかしくないし、もしそうなっていれば大問題になったに違いないのだが、当時はそれが当たり前のような気がしていたのも不思議である。

 もう一つ今と違うのは、当時のオトナは、クソ餓鬼どもがどんなにしょうこりもなく悪さをしても、いちいちキッチリ怒ってくれたことである。当時は、道でキャッチボールをやっていて、ボールが他人の家の庭に入ってしまうことがよくあった。もちろん、今考えると完全にこっちが悪いのであるが、なぜかそういうときに優しくボールを返してくれるのがいい人で、怒る人は「クソオヤジ」とか「クソババア」とか言われて嫌われ者になるのである。まったく理不尽な話であるが、当時のオトナは、嫌われたからといってひるむようなことはまったくなかったのであった。

 それがいかにしんどいことであったかというのは、今にしてようやくわかるのであるが、今さらあのとき怒られたオトナたちのところへ行ってごめんなさいと謝るようなことは、先方としても望んでいないだろうし、むしろ、今度は自分が若い子に対してそういうしんどいことをするのが恩返しと言うものであろうと思う。だから、そういうことを思い出す度に、自分ももっと嫌われるようなオトナにならなくちゃ、と思うのであるが、なかなかうまくいかないんですよね、これが。

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巨乳になるぞプロジェクト

 All About で「巨乳になるぞプロジェクト」とかいうのをやっていたので、つい読んでしまいました(^^)。

 なんか、巨乳の秘訣が鶏のから揚げだとか書いてあるんだけど、それって、鶏を飼育するときに与えられる合成女性ホルモンのせいじゃないの? とか思ってしまった。なんか、数年前にはけっこう騒がれましたよねえ。タイムかなんかでも特集してたような気が。あれはその後どうなったのでしょうねえ。

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ニコラを読んでみた

 そうそう、Novelty Seeker の本領を発揮して、日垣隆をあっさり寄り切った実力で知られる新垣結衣を擁する格闘集団、じゃなかった、ファッション雑誌「ニコラ」を読んでみましたが、けっこうなかるちゃーしょっくでした(^^)。

 まあ、子供のいる人はいまさらこんなんで驚かないんだろうけどね。だから、子供がいてオヤジ化する面もあるけど、子供がいるおかげで現代の流行についていける面もあるよね(^^)。

 しっかし、こういう女性誌に載っている男性タレントのインタビューを同性が読むと、みょーに気恥ずかしいのはなぜだろうか。。。(^^)

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激安雑誌店

 どわっ! なんだこの安さは! Froogle あたりをゴチャゴチャと検索していて見つけたこの MagsForeLess という店、メチャメチャな値段をつけているぞ。

  • Maxim 12 issues/year - $3.43 (つまり、1 冊あたり約 30 円)
  • Forbes 26 issues/year - $4.94 (つまり、1 冊あたり約 20 円)
  • GQ 12 issues/year - #3.94 (つまり、1 冊あたり約 40 円)

中にはぜんぜん安くないのもあるが、この値段はすごい。

 発送先は米国内だけのようだが、幸いまだ米国内の Mail Forwarding Service と契約してるので、その点はクリアできそう。

 気になるのは、Epinions のこの店に対するレビューが極端に賛否両論に分かれていることだが、たいした金額でもないし、人身御供になってみようかなあ(^^)、と思案中…。

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タコツボ周期説

 現代では、あらゆる学問分野の細分化が進んでおり、これをタコツボ化とか言って憂う論調も多いのですが、実は、こういう傾向は一方向的に進むものではないのではないか、という思いつきを書いてみようと思います。

 戦争のときに掘る塹壕のことを別名タコツボとも言いますけれども、この塹壕を掘るときのことを考えてみても(と言っても、私自身は掘ったことがないのですが(^^))、あまりたくさん塹壕ができてしまうと、そのうち新たな塹壕を掘る場所がなくなってくるはずですよね。一方、塹壕同士は近距離でくっつきあってることになりますから、逆に、塹壕の壁を壊して隣の塹壕とつなげることは容易になってくる。そこで、隣合う塹壕をどんどん接続しあっていると、だんだん壁がなくなってきて、そのうちただのまっ平らなくぼ地になってしまうでしょう。そうすると、また塹壕を掘る余地ができるので、新たな塹壕を掘ることができるようになる…。

 と言うように、実は、タコツボ化と地ならしが周期的に起こっているというほうが正しいのではないでしょうか、というのが私の仮説(というか思いつき(^^))。

 さらに言えば、かつては、情報伝達インフラが未熟だったので、どこに誰がどんなタコツボを掘っているのかもよくわからなかったし、だからこそ、あえてもったいぶってタコツボの中を隠したり、タコツボ同士の接続を拒むことによって既得権益を守ろうみたいな行動も成立していたわけですよね。

 でも、現在のように、インターネットをはじめとする情報インフラが発達すると、どこにどんなタコツボがあるかも簡単に見渡せるので、このタコツボとこのタコツボを接続すれば便利だろう、みたいなことも比較的簡単にわかるし、あそこのタコツボはなんかもったいぶってすごいお宝を隠してるみたいに見せてるけど、実はたいしたことないよ、みたいなこともすぐバレちゃう(^^)。だから、地ならし活動もしやすくなってきているはず。

 さらに、なんでもかんでもデジタル化してしまえみたいな動きとか、データマイニングのように、インテリジェントなデータ分析まで自動化するような技術が発達すれば、このような地ならし活動をさらに後押しする可能性もあります。

 そういうふうに考えると、稲葉さんや山形さんのような、現代の百科全書派とも言うべき人たちが活躍しているのも、むしろ時代の必然のようにも思えてきます(^^)。ダランベールやディドロが活躍したのは、18 世紀後半ぐらいですから、それから 250 年ぐらいたっているわけですね。時代は巡るのか、巡らないのか、ちょっと立ち止まって考えてみるのも一興かも(^^)。

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わかんねえならわかんねえって言え~!

 最近の子、とか言ってひとくくりにするには失礼だとはわかっているが、最近の子と仕事をしていてどうにも我慢ならないのは、実際にはわかっていないことを、なんかわかったフリをしてごまかそうとする子が多い、ということだ。

 たとえば、先日ある翻訳エージェントが原稿を送るのに、「FAX ならすぐ送れますが、どうしますか。」と言ってきたので、「FAX だと画質が悪くて OCR をかけてもエラーが多いので、できたら電子化したものが欲しいのですか。」と返事をした。ところが、送ってきたファイルを見てびっくり。原稿をスキャナでスキャンしたものを、イメージのまま PDF 化して送ってきたのである。さらによくよく見ると、画像のヘッダ部分に日付やファックス番号まで入っている。つまりこの人、もともと FAX で受け取った原稿を、そのままスキャナでスキャンして送ってきたらしいのである。それだったら、そのまま FAX で送ってもいっしょじゃねえか!

 確かに、「電子化」とだけ言って、それ以上具体的な内容を書かなかったという点では、こちらも舌足らずだったかも知れない。しかし、わざわざ「OCR をかけてもエラーが多いので」と書いているのだから、何のために電子化してほしいかはわかるはずである(実は、さらに「失礼ですが御社には OCR の設備はありますか?」とまで念押ししているのである。もちろん、こちらとすれば、いちいし先回りして、「あなたは OCR という言葉をご存知ですか?」などということを聞くわけにもいかないのだ)。

 このことからわかるのは、

  • この人は、翻訳者がなぜ電子化された原稿を望むのかという理由をわかっていない。
  • さらに、OCR という言葉の意味もわかっていない。
  • そのくせ、そういう疑問点を、相手にも周囲にも聞こうとする気がない。

ということである。

 この中で、無知であるということは、実はたいした問題ではない。今のような情報化し多様化した時代に、なんでもかんでも知っているなどということはありえないのだから、誰だってなんかの分野では無知なのである。もっとも、翻訳エージェントにつとめているくせに電子化の意義も OCR という言葉の意味も知らないのはプロとしてどうか、という意見はあるだろうが、ぼくはもともとそのへんには甘いのである。

 ただ、ぼくがどーしても我慢ならないのは、わかってないくせに、なぜ人に聞こうとしないのか、ということだ。もちろん、ぼくに直接聞いてくれたっていいのだが、それが恥ずかしいのなら、周囲の先輩とかに聞いたっていいじゃないか。なぜそんな簡単なことすらせず、てきとーに誤魔化そうとするのか。それで一時的に守られる君のプライドと、周囲にかける迷惑と、どっちが大事なのか。

 こういうことは、他の翻訳者の翻訳をレビューしている際にも感じることがある。やっぱり、わからないのになんとなく誤魔化している人が多いのである。はっきり言うが、レビューする立場からすれば、わからないで誤魔化しているところを発見するより、正直に「ここはわかりませんでした」と書いてあるのを直すほうが、何倍も楽なのである。それぐらいは、下訳をする人だってわかっているはずだ。

 もちろん、プロとして働いている以上、自分の能力のなさをさらけだすようなことをするのはつらい。そのぐらいはぼくだってわかる。でも、仕事というのは、自分だけのためにするもんじゃないのだから、相手にかける迷惑はどっちが大きいのか、ということを考えるのを忘れないでもらいたい。ぼくのようなオヤジだって、毎日恥をかきながらがんばっているんだぞ。恥になるようなことをしても許してもらえるというのは、若者の特権なのだから、もっと恥をかきなさい。

 …てゆーか、君たち自身が思ってるほど、周囲の人は、君が無知かどうかなんて気にしてないと思うよ。ぼくだって、別にわざわざ人のあげあしをとりたいわけでもなんでもなくて、円滑に仕事を進めたいだけなんだから、聞かれれば教えますよ。もちろん、これだって程度問題で、あんまり何も知らなかったら仕事にも影響するだろうけどさ。もともとそんなたいした問題じゃないことを、気にしすぎなんですよ。それがイライラするの。わかった?

(ほんとは、こんなとこにグチみたいに書くよりも、直接相手に言うほうがぼくの性にあっているのだが、そうしたらしたで、つまんなく逆切れされたりするので、そんなんで取り引きを切られたりしてもバカバカしいので、こういうところに陰湿に書いておくことにする。まあ、名前は伏せてあるからいいでしょ。)

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古典翻訳塾

 翻訳家の山岡洋一氏が、古典翻訳塾をやろうと構想しているらしいです。氏は、役割を終えて時代遅れになった「翻訳調」で訳された古典を、現代的な訳で訳しなおす必要があると考えており、そのための人材を育成したいのだそうです。興味のある人は、今月号の「翻訳通信」を読んでみましょう(購読のためにはメアドの登録が必要)。

 ぼく自身は、クロニンジャーの分類でいうところの novelty seeker らしくて、古典よりは新しいものが読みたい方なので、やめときますけど(お前なんてこっちからお断りだよ、って言われそうだけどね(^^))。

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