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シャーロック・ホームズ(について)の思い出

 山岡洋一氏がやっている「翻訳通信」という Web 雑誌で、仁木めぐみさんが「私的ミステリ通信」という連載をしていて、その中に、「シャーロック・ホームズカルトクイズ」みたいなのが載っていたので、早速やってみたら、10 問中 8 問も正解してしまいました(^^)。

 仁木さんは、「7問~9問、ホームズ・マニアでしょう。周辺書や関連書が出ていないか、いつもチェックされているのでは?」などと書いているのですが、そんなことないです(^^)。ホームズが好きだったのはかなり小さいころで、でも、子供の頃に凝っていた事って、歳をとっても意外と覚えてるものですよね。

 もともと、小学生の頃は、ホームズよりもルパン(ルパン三世じゃなくて、ルブランの書いたアルセーヌ・ルパンの方ね)が好きで、近所の図書館で全巻読破した覚えがあります。ホームズを読んだのは、たしか、中学校の図書館でじゃなかったかなあ。「フッフー」とかいうパイプをふかす擬音が随所に挿入されてて、独特の訳だったけど、わりと読みやすかったような気がします。その後は SF の方に行ってしまったんで、ホームズ・ルパン以外のミステリの名作って、意外と読んでないんですけどね(^^)。

 今、ホームズで一番印象に残っている台詞は、"The Boscombe Valley Mystery" の最後に出てくる、

"There, but for the grace of God, goes Sharlock Holmes."

(「神の恩寵がなければ、お前も同じような罪を犯していたのだぞ、シャーロック・ホームズよ。」)

というやつ。たぶん、ホームズのような「正義の味方」がそんな台詞を言ったところが、子供心に印象的だったのだと思いますが、今考えると、これはキリスト教の予定説 (predestination) の表れなんじゃないかと思いますね。

 これに限らず、子供の頃読んだ翻訳物で納得いかなかったところが、文化の違いが原因だったということは結構あるような気がします。今またホームズを読み直したら、いろいろと新しい発見があるかも(^^)。

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