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逆金利

 郵政民営化に関連して、安全な預金先が必要だという話がよく出てきますよね。だけど、考えてみると、コインロッカーだって、貸金庫だって、預けた方が保管料を払うのが普通なわけですよね。それなのに、なぜお金だけは預けた方が利子をもらえるのでしょう。

 結局それは、預けたお金を運用することによって利益が出るからですよね。そして、運用益というものは、常にリスクに反比例します。したがって、リスクがなくて利子が付くということは、本来あり得ないはずなのです。

 (では、なぜ今まではこの不可能が可能になっているように見えたかと言えば、いわば国が借金の連帯保証人みたいなものになっていて、貸し倒れになると税金から補填するようになっているからですよね。)

 だから、どうしても安全な預金先がほしいというなら、逆に、保管料をとる預金、つまり、マイナスの金利をとる金融商品というのを作ればいいと思うんですね。そのかわり、金利分以外の元本は、無限責任で何があっても保証してくれるわけ(^^)。

 これだったら、合理性があるから、金融商品として設計可能なんじゃないかと思うんですけど。もっとも、そんな商品をホントに利用する人がいるかどうかは知らないけど(^^)。

(結局、公的金融機関の問題点というのは、営利の部分と税金でやる部分との切り分けができてないことだと思うのです。言ってみれば、世のため人のためになる有益な事業に投資するから金を貸してくれ、なんてこと言ってる奴に金を貸したら、山師みたいな奴にばっかり投資して散財しちゃって、しかも、本人の連帯保証人も投資先の連帯保証人も、結局自分の嫁さんだった、みたいな話になってるわけでしょう。それだったら、変な奴に貸すよりも、自分の判断で有益だと思う事業に直接寄付したほうがまだまし、ってことじゃないでしょうか。だから、税金なら税金、営利なら営利、って分けなきゃだめだと思うのね。)

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