プロテスタンティズムの倫理
これはぼくの勝手な暴論にすぎないんだけども、例の「プロテスタンティズムの倫理」というのも、カルヴィニズムがどうこう言う以前に、実は、キリスト教圏のある種特殊な家庭観とか愛情観の影響も大きいんじゃないかという気がしないでもないのね。イスラム圏が近代化に苦しんでいるのも、ひょっとしたら、一夫多妻制のせいじゃないか、とかね(^^)。
キリスト教圏の性に対する考え方がいかにへんてこりんかというのは、主に最近のフェミニストが書いた洋書で面白いのがいっぱいあるので、そのうち紹介してみようかと思っています(^^)。フロイト理論とか「性の解放」の本当の意義というのも、多分、その辺を知ってないとわからないと思うのね。
前に「ぼぼ日」で「日本人はエッチか」という投票をやって、たしか「そりゃあもう本当にエッチである」ということになったと思うんだけど、ぼくの感じでは、日本人のエッチとキリスト教圏のエッチでは、同じエッチでもエッチの質が全然違うと思うの。つまり、日本には、もともと対して性的抑圧がないから、日本人は単におおらかにエッチなんだけど、キリスト教圏のエッチは、すさまじい抑圧を乗り越えてのエッチだから、妙に力の入ったエッチなのね(^^)。
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