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金持ちボケ

 「世界がもし100人の村だったら」にも、いろいろつっこみどころはあるだろうとは思うけど、どうしても好きになれないタイプの批判がある。それは、「貧しい人が可哀想だと思うこと自体が金持ちの驕りで、本当は貧しい人のほうが幸せかもしれない」みたいなヤツ。(まあ、自分が障害者でもないくせに、障害者の方が健常者より幸せかもしれない、とか言い切っちゃうヤツよりはマシかも知れんが)。これこそ、平和ボケならぬ金持ちボケの典型だと思う。

 だいたい、今の日本の若い子は、「銭金」に出てくるようなのがびんぼーだと思っているかもしれないが、日本みたいな豊かな国で、好き好んでびんぼー生活しているヤツと、貧しい生活しかできない国の貧しさとでは、その質がぜんぜん違うのだ。「貧しくても楽しい我が家」みたいなのを勝手に想像しているのかもしれないが、本当に貧しい国では、そういう生活をできる人の比率自体がそもそも少ないのだ、ということがわかっているのだろうか。

 そんなことも想像できずに、したり顔で偉そうなことを言うヤツのことを、ぼくはあまり好きになれない。てか、それこそ、金持ち社会の閉塞感から産まれた願望を、勝手に投影してるだけじゃないのかい。

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