Lust
レイ・ハラカミさんの「Lust」が届いたので、早速聴きまくっておりますが、やっぱりすごいです。でも、その魅力を言葉で説明しようとしても、なかなかうまくいかないんですよね。
ハラカミさんの音楽は、決して俗っぽくない。超俗的である。にもかかわらず、決して難解でも高踏的でもない。極めて親しみやすい響きがある。そこが不思議なところ。
そういう意味では、ちょっとサティに似てるかもしれませんね。ポップスはサティから始まったみたいなことを言ってた人がたしかいたけど、ハラカミさんは、制度化してしまったポップスの世界に現れた現代のサティ、なのかも知れません(^^)。
なんて、一応もっともらしいことを書いてみたけど、こんなゴタクは聞き流して(^^)、とにかく機会があったら一度聴いてみてくださいな。
細野さんの「終わりの季節」のカバーは、これまた、日立の CM でやってた「あなた」のアレンジを思わせる、ぶっとんだアレンジです。こういう唄ものだけのアルバムも聴いてみたいなあ。竹村さんの「ソングブック」以上の傑作になるかも。
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