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朝生反日中国編

 録画しておいた「朝生」を鑑賞。テーマは「反日デモと日中新時代」。中国人もしくは中国系の論客がたくさん参加していたのがちょっと面白かったです。特に、葉千栄という人はすごく目立っていて、おそらく、番組を通しての発言時間が一番長かったのではないかなあ。もちろん、日本の番組であるということも計算して発言されていたのでしょうけど、意外とみなさん中国政府や中国国民のことを冷静に見ているなあ、という感じがしました。

 他の論客の方々も、以前と比べるとものわかりがよくなったのか、昔みたいな「中国人は純粋に傷ついているんですっ! 傷口を広げるようなこと言わないで下さいっ!」みたいな主張をする人はまったくなし。もちろん、中国民衆と手を結んで、中国の抑圧的な政権から民衆を解放し、民主的な中国を作るべきだ、みたいなネオコン的な主張をする人もなし。おかげで、不毛な論争にはなりませんでしたが、対立点があまりはっきりしなくて、今ひとつ議論が深まることもなかったという印象です。

 そういう極端な主張が減ったというのは、なんだかんだ言って、グローバリゼーションや情報化によるところが大なんでしょうねえ。一時期、「やっぱり国家はなくならない」みたいな議論が流行って、それはそれで現実の一面をついているとは思うけど、一方で、国家単位の一元的なパワーゲームだけでは国際情勢を論じられなくなっている、という大きな流れも厳然としてあるわけで、改めてそれを感じましたね。

 余談ですが、「なぜあなたは靖国に行かないんだ!」とか言って福島瑞穂さんイジメをしてた田原さんを見て、自分の過去の発言からしたら、そんなことを偉そうに言える立場か? と思ったのは私だけでしょうか(^^)。

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