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曖昧な用語によるすれ違い論争

 日枝氏と堀江氏の「テレビがインターネットを飲み込む」いや「インターネットがテレビを飲み込む」という論争?も、彼らが「テレビ」や「インターネット」という用語でいったい何をいわんとしているのか、いまいちはっきりしないですよね。

 ぼくの勝手な想像だと、日枝氏は、「テレビ」=「テレビ番組」、「インターネット」=「ホームページ」というふうに、コンテンツのカテゴリで考えているのではないでしょうか。一方、堀江氏の方は、「インターネット」=「TCP/IP」、「テレビ」=「地上波」という、メディアあるいは通信方式のカテゴリで考えているような気がします。

 だとすれば、どっちが正しいなどと争うことには意味がなく、ある意味どっちも正しいですよね。コンテンツの面では、インターネットにおいても、現在の HTML というテキストや静止画中心のものから、より動画を駆使したものに発展していくだろうし、通信方式の面では、地上波においてもデジタル化や IP 化が進行していくでしょう。

 「テレビ番組」を放送できるのは地上波だけではないし、インターネットで提供できるコンテンツは「ホームページ」だけではない、という当たり前の認識があれば、こんなのはそもそも議論にすらならないはずですが、お二人ともどこまで計算して発言しているのか、ある意味興味深いです。わざとわかりやすい対立軸を作っているような気がしないでもないのですが(^^)。

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