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コンピュータとは何か

と松下幸之助氏が部下に質問したところ、満足できる答えが返ってこなかったので、松下はパソコン事業から撤退した(その結果、松下はパソコン市場で大きく出遅れた)、という業界では有名な逸話があります。この話を見てもわかるように、なんの役に立つのか、うまく説明できない、というのは、この業界のわりと昔からの課題だったのです(^^)。

 堀江氏のプランに具体性がない、という批判を見ていて、なんか、あまりそういうところは変わっていないなあ、と改めて感じてしまいました。もちろん、だからと言って、彼が説明義務を果たさなくていいとか、無条件に信用しろとか言ってるわけじゃありませんが(^^)。

 たとえば、マイクロソフトや IBM のテレビ CM を見ても、いったい両社の商品に何のメリットがあるんだかさっぱりわからないようなものが多いですよね。最近は開き直っているのか、そのわけのわからなさを逆手にとってギャグにしてたりして(^^)。かと言って、「なんとか奉行におまかせあれ」みたいなのを見ても、空辣なキャッチフレーズが踊っているだけで、具体性に乏しいことには変わりないし(^^)。

 ソフトウェア工学なんかでも、昔は、要求分析とか言って、顧客のニーズをいかに正しく掴むかが重要だといわれていたんですが、最近は、RAD とか言って、ようするに、「うだうだ言ってる間に実物を作って見せたほうが早いよ」みたいな方法論が流行っていたりします。

 もちろん、それは単にソフト屋が怠慢なわけではなくて、それなりに理由があるのですが、その理由すらも、門外漢の方にもわかるように簡単に説明するのはけっこう難しかったりします。そんなわけで、心情的にはちょっと堀江氏に同情してしまいました(^^)。

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